日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

花を飾る

どうやったって喜びは いつか空に舞い上がってしまう それならいっそこの事を 忘れないでしまっとこう 這いつくばって目を閉じて 息をしてるのも忘れて 揺られていったその日々は アルバムに入らない また、夜を剥いで 転がって色は変わるだろう 空席の手す…

不眠症

目を覚ます 深い深い眠りから 煙草の煙は 僕の街を描いてく 彗星は遠く離れながら 手を振っていく あの場所へ向かうだろう 燃え尽きながら 晴れ渡る空がもし、誰かの心を表すなら 叩き割る様な雷鳴が、もし君の声なら すべてに疲れて倒れ込んで 笑ってしまう…

ブルース・ドライバー

くたびれ果てた雲達が 次の街へ行くから 僕は夕暮れに映る空を思い出してる 出かけていった足跡は いつか帰ってくるから 朝に見てた幻にまた思いを馳せてる 吐き出した息はなんだか汽車の煙に似ている いつか2人で笑ってたブルースの音がする 遠ざかって行く…

死に損ないの太陽

肩を叩かれてその方角へ歩いていく 思い出すことをやめているんだ。 一人になれば思い出すから 今はまだ聞きたくない 取り繕った笑顔で生きていける それだけでもういいんだろ 掠れていく言葉とアイロニー いずれは忘れるから 煙を纏って空は埋まる 排気ガス…

群青の丘

くたびれてしまって、枝分かれしていく 段々と数えるのもやめた 退屈なことに慣れてしまって なぁ、あの時話した月の話を覚えてるかい スポットライトは未だ僕を嘲笑ってる 漸く分かってきたんだ この丘から眺める景色 それに僕らは溶け込んでいたんだってこ…

水煙草

夕焼けが朝陽に恋焦がれているから 夜は長く深いんだろう 日々はいつも仮面をつけている 着替えとタバコを鞄に詰めた 寂しさで心を紛らわしていられるから こうやっていられるんだろう 僕はいつも思い出している 線になぞられながら、道の上 雨が哀しみ、開…

アロマロースト

傷がついていった。 深いまま空洞の中 言葉よりも単純な事 太陽がまた僕等を追いかけている 奥の方で鳴り止まないビート 転がり続ける三階建ての幻が 夢の中で笑ってる 例えば君が傷ついて 笑うことしか出来なかったら 昨日見た夢や、さり気ない話とか それ…

サドウスキー?いいえ、カトウスキーです。

僕の大好きな親友の1人に加藤哲也っていう奴がいる。 良いベースを弾いていた男。熱くて、不器用で、音楽だけには真面目でいた男。 1984と言うバンドでベースを弾いてたんだけど、本当にいい音でいいベーシストだった。 今日、そいつから借りたベースがカト…

リトルシガレット

冷たい風がどうやら僕らの街にやってくる息を吐き出す前に煙が宙を舞うぶら下がる騒めきと朝日の眠る丘の上月面に輝くブランコ 手を繋いでる2人 踵を鳴らして歩いてく伸びていく影は街を覆っている突き抜ける様な空の下で鼻歌も溶け込んでく 小さな煙で笑っ…

優しい人

例えば何かを失った時は 途方に暮れて歩き疲れてしまう それでも揺れている公園で 近づいたり遠くなる月を眺めている 例えば何かを手にした時は むやみやたらに笑ってしまう 国道沿いのベンチに座って 温もりの体温を気にしている 容易い言葉で伝えられるな…

普通のブログでも

ツルザップこと鶴見義龍です。 昨日は友人達と渋谷で阿呆みたいに呑んだくれてその後何故か僕は家に帰るつもりが上野の金太郎で一夜を過ごしていました。 本当にダメ人間ですね。おはようございます 久しぶりに好きなバンドやベーシストの動画を食い入るよう…

クライスト

例えば 僕等が知らない街へ風に揺られて歩く そうして 夜と朝の間を縫いあって歩ければいい 昨日が 嘲笑うように風を引き連れた 迷わないようにしよう 水面に浮かぶ街の景色 ああ、そうだった。ここから始まっていった傷がついてもその先へ なぁ、そうだろう…

ダーリン

どんなに綺麗な言葉で彩っても この夜は染まらないだろう 溶けた雪と同じくらいなんだ 火傷しそうな音を聞いている例え、この手に触れたのが刺々しくても構わない 明日になれば、僕を置き去りにして君は誰かの元さ悲しさって、きっと僕らを嫌っているんだ こ…

目眩

僕に太陽は眩しすぎたから 掴もうとした手が爛れていった この窓辺から見えるのは 星やビルの灯りじゃない 包まれていくのを感じていた 燃えている明かり ペンを握る この部屋の隅ではもうきっと 赤目の言葉が響いているくらい 素直になれれば もう一度歩け…

ララバイ

燃える朝焼け 握りしめる切符 伝えられる事 最後に見た夢の話 眠りについていよう 眠りについていよう 昨日の風が吹いたとしても 遥かな国の王様にも 恵まれない子供にも 手首の傷を隠す君にも 分け与えられている おんぼろの車 ガソリンを入れよう 辿り着い…

あなたもツルザップ始めませんか?

ヤァヤァヤァ!みんな!元気かな!? 皆のkpn鶴見義龍だよ! え?kpnがなんだって?! はっはっはーkpn はつまり K 心の P パーソナルトレー N ナー の略だぜ! 良いかわかってる! みんながドン引きしてパソコンをそっ閉じしようとしてるって事はわかってる…

深海魚

呼吸を忘れてしまう様に 見惚れていた 言葉は深く そこに置いてきたのだろう 昔、指をさした方角 重い足取り それでも迎えに行かなくちゃ どれだけ深く潜っても 心は見つからないから どれだけ傷ついても 君の声だけは覚えている 赤鉛筆でなぞる手首の上 知…

煙、彼方

銀の雫の海は 僕を遠ざけてく 歩き疲れた君は 汚く笑うだろう 日々は黙り近づく まるで他人の様に いつか帰るべき場所は この手で壊した 遥か彼方の太陽 静かに夜を抜け出す いつかの朝が来る前に 煙を吐き出した 甘く、濁った空は 綺麗な色だろう あの日忘…

ロックの日だし

お題「好きなバンド」 影響を受けたベーシストやバンドは沢山いる。 レッチリのフリー、クリームのジャックブルース、スチュアートゼンダー、照井さん、亀田誠治さん…etc その中でも特に影響を受けたバンドがミッシェルガンエレファント 今でも飽きないで聴…

レッドライン

「繋いだ言葉を手繰り寄せて」 誰かが手を引く 「次のドアを潜り抜けて」 続いてくこのまま 次の朝も変わらずに僕らは待つだろう? 言葉に詰まる前にあの日見た場所へ 動け いつかはあの日泣いた事を笑える日が来ると 君は少し涼しいこの風の流れに身を任せ…

私の文章力を支えている数少ない文学達

どうもどうも、鶴見義龍です。 皆さんツルザップしてますか? 僕はしてますよ。 さて、ライリィライリーでスタジオ入って俺がどんな本を読んできたのかと言う話になったので、皆さんにもお勧めしたい気持ちとこんなの読んだなーという自分の記憶も思い返しつ…

眠る電波塔

明日の天気を気にしていたって 何も進まないし、何も始まらない 夜風はぬるくて冷めたコーヒーと 七つの星に火を付け直す 傷だけ増えてもそれでも歩ける 背中を押していた懐かしい歌 きっと世界は平等で辛辣だ 何食わぬ顔で君が指をさす バイバイ きっといつ…

機材のあれこれとか。諸々モロッコ〜

なんとなく機材の事とか書きたくなったので書こうかなーって思います。 ただ、細かい事突っ込まれるとあたふたするので悪しからず 結局、バンドとかってお金かかるよねっていう。 <p> プレベ エフェクター ジャズベ </p> 順番に解説とかするかね。 まず、プレベ。 …

例えば僕が死んだら

例えば僕が死んだら 僕の顔に唾を吐いておくれ それを知らぬまま僕は灰になる 例えば僕が死んだら あの海に連れて行ってくれ それを眺めて僕も鳴く 恥の多い人生だから 恥ずかしい事も分からない 恥の多い人生だから この悲しみもわからない あの匂いがした…

白いラプソディー

ラプソディーが町に流れる頃にはもう 汗を流してあの橋を渡ろうともしないさ 眼の色を赤く染めて息を吸って吐いていた 無償で愛が買えるとか嘘はよしてよ 充分な距離を保ちたかった ロウソクが垂れるギリギリまでは 鵜呑みしたくはないのさ。昨日の話も 橙の…

シンデレラはいない

困り果てた顔でパーティーを続けよう 誰かが作った夢の話を思い出して 薄く笑ってる言葉が心の棘に刺さるから 静かに騒めく森の中を二人は歩いてた 時計の針が24時を回って 手品のように夜が終わるなら あの場所へまた連れ出してくれないか ガラスの靴が溶け…

女子大生

愛、真紅と 愛、真紅、そう 愛、真紅と 愛、真紅、そう 応答しないのね 王としていて 応答しといてね 王と終わったらさ 韻を踏んだ振りがしたい。 陰を踏んではしゃぎたい。 韻を踏んだ振りがしたい。 陰を踏んでトバリ、トバリ トバリ 終わろうと 愛、膿、…

今日が繰り返されていって すり潰した林檎のように汁を垂らしていく 今日が終わろうとしていって すり減らした言葉が雫になっていく 例えば、何かを見つけようとして 手にした物が 他人の空似みたいなもんだとしても それで何となく満足して 笑える。 笑える…

リメンバー

例えば、なにも変えられなくても なにも変わらないと思ってた そんな風に年を取って 痩せ細っていくんだろう風が泣いてるから 風が泣いてるから 今日は歩いて帰ろう 好きな花の匂いがしているまだ見たことのない海へ いつか船を浮かべて 世界が近すぎて遠す…

僕に願いを

朝焼け、夕焼け織り混ぜて 君は少しだけ笑ってたんだ パンをくわえて笑って、笑った あの日が思いを馳せているいつか、君が願いを掛けるように 赤い目の兎とかしげてる繋いでた、この糸は、僕達を離してく 歩いてはくたびれて 明けてく夜を越え 涙も乾いた身…