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日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

シーン

移り行く街並みに
言葉を探るのもためらった
寄りかかったこの温度が揺れる二人を表している

思い出達が僕らを横切って
感情が又、乱反射した

世界は今二人が回しているようだ
ありふれた言葉は掌伝わっている
電車は、電車は僕らの街まで
ただ、動いている
嗚呼、無常にも

最終の電車が運ぶのは
二人が昔幸せであった場所
君に少しだけ触れた夜は
手が震えてたな
君が少し怖くて

ロマンチックな映画のラストのワンシーンみたいに
とても良いものじゃないけど
紡いだ、紡いだ言葉が二人を見つめていた気がした

この窓に映る優しかった日々
僕らのシーンはまだ続いている?

世界が今二人の為に回っているようだ
ありふれた言葉は掌伝わり続けて
最終の電車は僕らの街まで
ただ、動いている
二人をのせて
嗚呼、切なくも