日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

羽蟻

強い光の中に言葉を濁した

さり気ない事で傷付けてしまうから

綺麗な心で笑えているなら

それほど素晴らしい

事はないよな

ふざけた態度が裏目に出るなら

面倒なことだ。そんなつもりじゃないのに

水たまりで苦しむ羽蟻のように

もがいていく

もがいている

手首についたその傷跡が

君が生きてる証なんだろう

僕は少し面倒臭そうに

隣でただ座っているだけ

だろう

キラキラ光る、街の灯りが

夕暮れだと教えていました

手を振って帰る子供の顔を

羨ましそうに見ていました

笑えない事ばかりが増えていくよ

Solo

張り付いてるその言葉が

君の中で転がっているんだろう

僕は少し笑いながら

次の言葉を考えてる

ああ、このまま街を抜け出そう。抜け出していこう

ああ、このまま次の支度を整えていよう

ああ、このまま二人でこの街を抜け出そう。抜け出していこう

ああ、そうだな。そうだよな。そんなことは知ってる

ああ、このまま次の街を目指していく

そうだな。そうだな。そうだよな

ここに君を置いて

そうして君を置いて