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日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

深海魚

呼吸を忘れてしまう様に

見惚れていた

言葉は深く

そこに置いてきたのだろう

 

昔、指をさした方角

重い足取り

それでも迎えに行かなくちゃ

 

どれだけ深く潜っても

心は見つからないから

どれだけ傷ついても

君の声だけは覚えている

 

赤鉛筆でなぞる手首の上

知っていたかい?

あの日笑っていたのは

誤魔化す為だったんだ

 

どれだけ深く潜っても

心は見つからないから

どれだけ傷ついても

誤魔化す事だけは出来ないから

 

深海魚

テーブルの上

赤鉛筆でなぞる

 

どれだけ願っただろう

子供のままでいられたら

どれだけ傷ついたろう

この傷さえも愛しさに

 

どれだけ深く潜っても

心は見つからないから

どれだけ傷ついても

君の声だけは覚えてる

 

深海魚

テーブルの上

苦し紛れの一言は

 

深海魚

テーブルの上

差し出されるその手は

 

テーブルの上

差し出されるその手は