日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

クライスト

例えば 僕等が知らない街へ風に揺られて歩く

そうして 夜と朝の間を縫いあって歩ければいい

 昨日が 嘲笑うように風を引き連れた

迷わないようにしよう

 

 

水面に浮かぶ街の景色 ああ、そうだった。
ここから始まっていった
傷がついてもその先へ なぁ、そうだろう。
月は東に傾いていく

 

 

いつかは 終わりが来る事を呟いた迷いの中
いつかは 全て無くなってきっと忘れていくだろ
それでも 嘲笑うように風は引き裂いた
泣かずに歩けば晴れるさ

 

心が貧しさで震えたなら 今、行くからさ。
明かりを灯しに行こうぜ
涙が乾いても繋げていく なぁ、そうだろう。
朝は南西に傾いていく

 

クライスト

あの丘を見つけたら話そう

クライスト

いつか笑いあった夜を話そう

クライスト

思い出そう、あの日見た灯を

クライスト

クライスト