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日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

優しい人

例えば何かを失った時は

途方に暮れて歩き疲れてしまう

それでも揺れている公園で

近づいたり遠くなる月を眺めている

 

例えば何かを手にした時は

むやみやたらに笑ってしまう

国道沿いのベンチに座って

温もりの体温を気にしている

 

容易い言葉で伝えられるなら

それほど楽な事はないだろう

 

泣き疲れて 泣き疲れて

手紙を送ろう

君はくすりと笑ってしまうだろう

懐かしいと思わないかい

こんなにも夕陽が

眩しいと気付いたんだ。

気づいてしまったんだ

 

例えば心さえも傷んでしまったら

伝える言葉に時間が掛かるから

いつかは雲の上渡っていくけど

公園であおる酒はなぜか少し苦いんだ

 

笑いあって 笑いあって

疲れてしまったら

君は大人の顔をして誤魔化すよな

嬉しいと思わないかい

実の所僕らは

似た者同士だったことに 気が付いてしまったよ

 

ブランコは揺れて

シーソーは軋む

分かり合えない時も

懐かしい歌

 

泣き疲れて 泣き疲れて
手紙を送ろう
君はくすりと笑ってしまうだろう
懐かしいと思わないかい
こんなにも夕陽が
眩しいと気付いたんだよ

 

揺れる優しさに 身を預けている

触れる言葉に 思い出している

揺れる優しさに 身を預けている

触れる言葉に 思い出している