日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

群青の丘

くたびれてしまって、枝分かれしていく

段々と数えるのもやめた

退屈なことに慣れてしまって

なぁ、あの時話した月の話を覚えてるかい

 

スポットライトは未だ僕を嘲笑ってる

漸く分かってきたんだ

この丘から眺める景色

それに僕らは溶け込んでいたんだってことを

 

これからの事を話しておきたい

もう行かなくちゃいけないだろ?

その前に、バスの音に掻き消される前に

話しておきたい

 

こんな日が来るってことは知ってたよ

見えていない太陽を眺めながら

手を伸ばすだけじゃ足りないのさ

煙に巻かれている夢の先まで

君の声は聞こえる

 

これからの事を覚えておきたい

青い鳥は群青の丘の上で靡いてる

君が笑い転げてしまって落ちていく前に

覚えておきたい

 

こんな日が来るってことは知ってたよ

羊たちは雨の降る昼に眺めている

手を伸ばすだけじゃ足りないのさ

昔響いた言葉が僕らを未だに

突き動かすているから

 

群青の丘で街はゆらゆらと

群青の丘で青い鳥は靡いてる

群青の丘で