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日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

各駅停車

懐かしい香りがしている

今日はフラフラと音を立て

揺らめいてるね、笑えるくらい

片道切符で走る。

電車をまだ乗っている

閉め忘れた窓にコツリと

 

皺と皺を合わせたって

思い出なんてまた消えていくから

言葉だけで取り逃して

まだどんな事を信じているの?

 

指を差したあの日の場所に

たどり着くなんてまだ思えてる

風に揺れたあの日の歌と

枯れていくけど

それでも。ねぇ、覚えてる

 

あの花が水を渡るのは

風が吹き荒れたあの日だ

僕達はまだ、土をならして

 

紙切れ1枚、描いていた。

あの日の事ばかり責め立てている

こんなはずじゃないだなんて

昔に作った言葉をなぞる

 

失くしたものを数える程は

磨り減っていたけど、こんなもんだった

強がりは、さぁ。もう良いよ。

軋む夜にあの風が吹いてるけど

 

いつか、思いや夢を見終わって

疲れてしまって

挙句、笑って

そんな時に触れてるのが

誰かの描いた夢の続きなら

そんな事を手紙に書いて

空は今も僕をあざ笑う