日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

バイ、リトル

星や森の囁きも消えて

継ぎ接ぎの言葉だけ響いたり

から吹く風が遠くの海に乗っかって

細く伸びた平行線を渡ってる

 

瞳がこの場所で光ってるけど

いつかは先に消えてくかな

西陽も刺さない隙間を覗く

夢はまだ続いてる

 

流れてく。涙も温もりも冷たさも

伸ばした掌だけ離さないで

埋もれて、何処からか昔良く聞いた

あの日の歌が聞こえてる

 

言葉が足りたところで何も動かないだろ

もたれ掛かる椅子はいつもよりも固く

遠ざけていた景色

 

遠く離れてしまったからな

次の夜明けを永く待っている

 

覚えてる。投げてた言葉の数や

零した溜息、捨ててた思い出の数

遠くの灯りが君を呼ぶ。

夢はとうに覚めて光は消えていって

いつかは、またここで会えるだろう

名前を呼んでおくれよ

あの時のような瞳で