もしもあの時、
もしもあの時、僕の心が震えなかったら僕はどうしていただろう。
たまに寝る前に思う
もうこの世から消えよう。
そう思ったあの時、ライリィライリーが演奏したストリートサイドマンがあったから僕は生きてこれてきた。
頭の中で何度も何度も挫けそうな時に再生をした。
次はどこへ行こうか
口笛高く
道端で息をなくそうとした俺の手を奴は握って今も離さない。
俺の心を掴んだままだ。
次はどこへ行こうかなんてさぁ、決まってるんだ
いや、もしかしたら決めていたのかもしれない。
近付いた気は更々ない。
ただ、それでも死ぬ程に音楽がしたい。
あの時の俺を俺が救えるならば、行かなければならぬ
あいつがまだ握ってるその手を離して、俺が俺を救えるならばと
月明かりはスポットライトにもならないけど、
くたびれて泣いた事もあるけど
それでも今の俺に嘘はない。
いつかきっと救いに行く。
もう大丈夫だから心配すんな