日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

ブルース工房からプレベを借りたんだけど最高すぎるという話

今月の頭に友人のキナイさんって言うベーシストと吉原ことブルースの工房に出向いてベースやらギターやらを試奏してこーした方がいいんじゃねぇかとか色んな話とかをしたんだけども、帰りにブルースから「しばらく使って欲しい」という事で渡されたのがこちら
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SELDERのプレベ魔改造した逸品。

この前、ライリィライリーのスタジオで鳴らしたらめちゃくちゃ良かった。

今回はそのレビューという感じでござるよ

 

①音がくっそいい

モンスターバードと同じオイルフィニッシュ加工をしているんだけども、音が凄まじく良い。

ローがガツンと来るし、ジャンクだったなんて信じられないくらいにアン直でも十分に活躍出来る。

アンプで鳴らした時に「こりゃあやべぇな!」って1人で勝手に叫んでテンション上がったくらいには良い。

俺が前に破格の値段で買ったプレベ(以下、1号機)と中身は変わってないらしいが下手したらこっちの方がバンドで音抜けするかも知れん。

今度機会があったら試してみたいところだ

 

② コード感のバランス感覚が異常

プレベって俺の感覚でいうとコード感みたいなものがそんなにない印象のものが多いし、どのベースにも言えることだけどコードを鳴らした時にルート部がちょっと大きいとか3rd部がちょっと大きいとかあると思う。

が、このプレベ(以下、2号機)はそういうのが全くと言っていいほどない。すんなりと、綺麗に、違和感なくコードがなってるようなそんなバランス感覚がある。今まで、ノイズレスの技術が凄まじいって言ってたけど、このコード感のバランス感覚が他の楽器でも出せたらもうマジで大問題だぞ。

おれがブルースに抱かれる準備しなくちゃいけなくなるよ。いや、マジで。本当にこれは異常

 

③POWERisPOWER

1号機と同じで、パワーでねじ伏せる感じがある。かっこいい。

ただ、1号機と違うのは生での鳴りは圧倒的にこっちの方が良いって言うのとアンプで鳴らした時にローがガツンと来るのは明らかに2号機。弦高やオイルフィニッシュ加工をしてるってのもあるんだろうが軍配が上がるのは確実に2号機。

マジでパーフェクトって言っていい。

 

ただ、ダメな点は

 

ネックが弱い

まぁ、元がジャンクだからな。これはもうしゃあないと思う。

けどね?

ネックが弱い楽器っていっぱいあるよね?

それこそ、カスタムショップのジャズベだって弱いし、スペクターも割と弱い。

ぶっちゃけ、欠点らしい欠点ではない。

初心者や、初めてベースを手にする人には優しくないのはちょっと残念だけどね。

そこが気掛かりというかなんというか。

 

後は

 

ピックアップが痛てぇ

ポールピースみたいな丸い所があるんだけど、そこに指が引っかかって痛てぇ。(画像の丸で囲ってあるところ)


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これは多分俺の弾き方もあるんだけど、なんとかなんねぇかなぁって思う。

まぁ、指の皮膚が硬くなっていくから良いのかなとは思うがそこはやっぱベース初心者とかには優しくねぇんだろうなと思う。

やっぱりその人の好きな弾き方で弾くべきだと思うから、このピックアップはちょっと優しくないかな

 

だが、それを踏まえたとしても2号機は本当にモンスターバード以上の傑作なんじゃねぇかな。

何度も行くたびに魔改造を施されてるモンスターバードではあるがこの2号機は言うなれば最初っからスーパーサイヤ人3になれる子供時代の孫悟空みたいなもんだぞ。

それくらいすげぇ

 

というわけで今回のベースは100点中99.5点

ネックとピックアップの問題が無ければ本当にパーフェクトだ。

 

おいブルース

 

 

 

 

とりあえず幾ら口座に振り込めばいい?