日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

洒落ていたかった

眩し過ぎた夜明けが夢の跡へ向かう

南に浮かんで消えるのさ手紙も書かずに

難しい事なんてもう分かりはしないけど

面倒なことだけは考える振りをした

 

もしもまた悲しみが消えそうになくて

槍がすり減ってこの胸に刺さらなくなるように

揺れる 廻る 振れる しなやかなリズムで

 

寄り道が出来ないからその灯りまで

ラジオから滑り落ちて振られるサイコロ

陸に上がった満月が欠けて見えるのは

流浪てた筒の先が邪魔をしてるんだろう

 

レンガの積み木が蒼い鳥に見えて

ロウソクが消える頃に崩れて行ってしまいそうだった

喚く 嗤う 忘れる しなやかなリズムで