日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

ララバイ

燃える朝焼け 握りしめる切符

伝えられる事 最後に見た夢の話

 

眠りについていよう

眠りについていよう

昨日の風が吹いたとしても

 

遥かな国の王様にも

恵まれない子供にも

手首の傷を隠す君にも

分け与えられている

 

おんぼろの車 ガソリンを入れよう

辿り着いたら 手紙を書くよ

 

笑いあっていたい

笑いあっていたい

後ろ指 差されたけど

 

さよならを言わない僕も

眠るふりをする君にも

探し物をする蜜蜂も

分け与えられている

 

眠りについていよう

眠りについていいよ

歩き疲れてしまったら

 

終わらない夜の人にも

笑ってるあの子供にも

いつもの朝を過ごす君にも

分け与えられている

 

遥かな国の王様にも
恵まれない子供にも
手首の傷を隠す君にも
分け与えられている

 

背中を預けている

涙を見せるのはもう

やめようと思ってた

それでも心を震わすこと