日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

2020-01-01から1年間の記事一覧

線と線

月の下でライトが揺れる。ゆらりゆらり それを追いかけるようにして、振り子は揺れる 傷ばかりが付いてった心の片隅 町は眠るのをやめたようで、針をまた落とす。 寂しさはもう薄れたけど、 言葉になんて出来ないのさ くたばり損なった神経が今もまだそこに…

洒落ていたかった

眩し過ぎた夜明けが夢の跡へ向かう 南に浮かんで消えるのさ手紙も書かずに 難しい事なんてもう分かりはしないけど 面倒なことだけは考える振りをした もしもまた悲しみが消えそうになくて 槍がすり減ってこの胸に刺さらなくなるように 揺れる 廻る 振れる し…

ブルース工房からプレベを借りたんだけど最高すぎるという話

今月の頭に友人のキナイさんって言うベーシストと吉原ことブルースの工房に出向いてベースやらギターやらを試奏してこーした方がいいんじゃねぇかとか色んな話とかをしたんだけども、帰りにブルースから「しばらく使って欲しい」という事で渡されたのがこち…

ツーフィンガー忘備録

ここしばらくツーフィンガーをするという事をやめている。 予想以上に自分のツーフィンガーのパワーが強いのか人差し指の皮膚が抉れかけて「よし。休んでピックとか練習しよう」と。 ただ、ツーフィンガーを休んでいる間にアイデアがポーンと出てきたので記…

ぶっちゃけスラップそんな好きじゃない。

最近、モンスターバードの弦高上げたんだけどもまぁ弾きにくい。元々両手の握力が女の子と一緒だしスタミナないから程よく鍛えられてます。 そもそも、弦高が低いまんまだとピッキングの幅というかそういうのを広げようってなった時にコントロールが難しいな…

スキップした?

まだ見ぬ場所に行くよりは、すぐそこに居ればよかった この先にあるその場所が、夢のまま過ぎないように 飛ばす事も、拒む事も自由なんて嘘なんだと思う 冷たいその手を見れば、悲劇愛好家の群れに気付く 叫ばないで 泣いたまま うつらうつらに見えてしまう …

着地失敗

無くしたんじゃなくて、手放しただけだった 夕焼けに目を奪われるのは 終わりかけが美しいからだろ 吹き荒ぶ雲と開く前のパラシュート 飛ばされないように守っても いつかは落ちるね 魔法も箒星も水仙の美しさも千切れる いつかは、離さなくちゃ いつかは、…

醜く死ぬ森

月が明日の夢に落ちてく 眠る誰かのそばを過ぎ 増えた足跡だけを見つめて 君はまたどこかで待ちぼうけ 寂びた部屋、ポラロイド、景色を飾っても 今だって僕は眠っているよ 差し込んだ瞳を逸らしたのは 少しだけ、明るかったから 揺れる言葉や距離を数えたっ…