日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

2015-01-01から1年間の記事一覧

リメンバー

例えば、なにも変えられなくても なにも変わらないと思ってた そんな風に年を取って 痩せ細っていくんだろう風が泣いてるから 風が泣いてるから 今日は歩いて帰ろう 好きな花の匂いがしているまだ見たことのない海へ いつか船を浮かべて 世界が近すぎて遠す…

僕に願いを

朝焼け、夕焼け織り混ぜて 君は少しだけ笑ってたんだ パンをくわえて笑って、笑った あの日が思いを馳せているいつか、君が願いを掛けるように 赤い目の兎とかしげてる繋いでた、この糸は、僕達を離してく 歩いてはくたびれて 明けてく夜を越え 涙も乾いた身…

おやすみ

明るい陽射しが遠くで眺めている 昨日のこと今日のこと 泣いたこと笑ったこと 思い返して街はスヤスヤ。枕抱えて呼吸をしている 昨日のこと今日のこと 泣いたこと笑ったこと 忘れていく閉め出した扉の前 君はどんな顔をしていた?いつかはきっと いつかはき…

七月下旬

肩をぶつけて通り過ぎる 唾を吐くのを堪えていて 突きつけられているナイフの先端 ヘラヘラと、ケタケタと明日はきっとこうもいかないってことも 君だって知っているだろう 今日はきっとこの関係を 無理矢理引き剥がしていく黒い人だかりの真ん中で何かを掴…

知らない

呟いた言葉で 誰かを傷つけた 知らない所で 誰かが笑ってた どこで何を見たの? 僕の何を聞いたの? 言葉で誰を見たの?僕は僕じゃない 君は僕でもない 僕は僕じゃない 僕は君に成りたかった僕は何も 僕は誰も 僕は君も 知らなかったんだ 僕は何も 僕は誰も …

星を見に行く

星を見に行こう 手を繋ぎながら 星を見に行こう 名前も知らないで夜はきっとこのまま なにも言わないで包んでいくきれいな言葉を探している この場所にあう言葉を ねぇ、君はどう思ってる? 下らない話しは続く何を急いでいる? 街の明かりは終わらない 何が…

噴水公園

どうせ誰も期待をしていない どうせ誰もこの場所で待ってない 溶けそうな光で 布団から出る気力もなくなった 街の灯りが眩しくて 少しだけ恥に思えた 僕は一体何のために歌を歌っているのかな? 少しだけ救われたいなんて嘘をついてまで この場所にいる意味…

朝日を眺める前に

朝日は嫌いなんだ 体が溶けそう 雨が降るだろう 頭が痛いんだ こんな日はきっと毎日のように襲いかかって 僕等だって報われることもないのさ ないのさ コウモリが月にぶら下がってる間に 流星群が落ちる前に 僕の心を取り返そう 流星群が落ちる前に 夢の続き…

この街の夜は無理に起きている 僕はきっと僕を騙しているんだ 降り止まないで声と混ざって 喧騒が向こうで乾いて響いて 今になって言えることはどんなことだろう 築いた砂の城堕ちていくのだろうな 気を紛らわすように歌を歌う 口ずさんでは思い出すこと こ…

絵画

絵を書いてみよう 君を書いていこう この紙に似合うから サヨナラは言えないよな この紙に描いていこう 描いてみよう 退屈な日常は流れたままだ 会えもしない隣の顔 忘れていくよな ゆっくりとゆっくりと 言葉も蝕まれて 明日の予定も この場所に引き篭もっ…

さよなら

夕暮れに染まった街に吐いて 僕は君の言葉を思い出すんだ わからないことは何一つないけど 僕は君の言葉を思い出すんだ 深い波が向こうまで押し寄せている きっとそうなんだ 今もそうなんだ 光を見つけたつもりだったんだ さよなら さよなら 今はそれしか言…

パレードは続いていく

風が揺れるように 水に落ちるように この心に潜っていこう 海に落ちるように 木の葉が歌うように あの言葉を探していよう これだけの退屈を弄んでいれば あの場所にたどり着けるだろう どれだけの言葉が過ぎたのだろう すべてを投げ出していって どうかどう…

海の見える橋

こんな感じで笑えていれば それはそれで美しいんだろう 夜が近いねと呟くのは 太陽がこの街に消えていくから はしゃぎ疲れた街角は 僕達を無視して今日も眠りにつく 今日が終わらない気がしていた このまま溶け合いきながら 秒針を気にしないで踊ってさ 夜は…

チクショー

チクショー チクショー 僕の言葉 良く分からない人にも届かない チクショーチクショー 僕の意思は 高層ビルの波に消えました僕らはもう駄目なんだろう 僕らはもうゴミ屑だし 散らばった硝子の上、歩いていくんだよ 痛いのも我慢してチクショーチクショー 僕…

チクショー

チクショー チクショー 僕の言葉 良く分からない人にも届かない チクショーチクショー 僕の意思は 高層ビルの波に消えました僕らはもう駄目なんだろう 僕らはもうゴミ屑だし 散らばった硝子の上、歩いていくんだよ 痛いのも我慢してチクショーチクショー 僕…

羽蟻

強い光の中に言葉を濁した さり気ない事で傷付けてしまうから 綺麗な心で笑えているなら それほど素晴らしい 事はないよな ふざけた態度が裏目に出るなら 面倒なことだ。そんなつもりじゃないのに 水たまりで苦しむ羽蟻のように もがいていく もがいている …