ブルース・ドライバー
くたびれ果てた雲達が
次の街へ行くから
僕は夕暮れに映る空を思い出してる
出かけていった足跡は
いつか帰ってくるから
朝に見てた幻にまた思いを馳せてる
吐き出した息はなんだか汽車の煙に似ている
いつか2人で笑ってたブルースの音がする
遠ざかって行く道の上で手を振っていたけど
いつか何処かでまた出逢えてしまうだろう
呟いている言葉で
もし傷を癒せたら
月が見えた事を数えなくてもいいだろ
この街で耳にする
ハーモニカの音は
どうでもいい言葉では伝えられないからさ
吐き出すような言葉は次の街へ行くのだろう
ブルースはどうやら東の街へ向かうと言ってた
言葉だけで表せる気持ちの数は知らないが
くたびれ果てた雲達は次の街へ行くのだろう