日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

チクショー

チクショー チクショー 僕の言葉
良く分からない人にも届かない
チクショーチクショー 僕の意思は
高層ビルの波に消えました

僕らはもう駄目なんだろう
僕らはもうゴミ屑だし
散らばった硝子の上、歩いていくんだよ
痛いのも我慢して

チクショーチクショー 僕の宝物
結局どうやら僕のじゃないんだ
チクショーチクショー 僕の台詞は
東京の人混みの中に消えました

僕らはもう駄目なんだろう
僕らはもう救えないんだろう
廻りの言葉、耳がいたくて
皆で一緒に消えればいいのに

チクショーチクショー
チクショーチクショー
チクショーチクショー
チクショーチクショー

僕らはもう駄目なんだろう
僕らはもう救えないんだろう
散らばった硝子の上、歩いていくんだよ
痛いのも我慢するふりして

チクショーチクショー
チクショーチクショー
チクショーチクショー
チクショーチクショー

五月蝿いんだ
五月蝿いんだ
無くなれ
無くなれ

羽蟻

強い光の中に言葉を濁した

さり気ない事で傷付けてしまうから

綺麗な心で笑えているなら

それほど素晴らしい

事はないよな

ふざけた態度が裏目に出るなら

面倒なことだ。そんなつもりじゃないのに

水たまりで苦しむ羽蟻のように

もがいていく

もがいている

手首についたその傷跡が

君が生きてる証なんだろう

僕は少し面倒臭そうに

隣でただ座っているだけ

だろう

キラキラ光る、街の灯りが

夕暮れだと教えていました

手を振って帰る子供の顔を

羨ましそうに見ていました

笑えない事ばかりが増えていくよ

Solo

張り付いてるその言葉が

君の中で転がっているんだろう

僕は少し笑いながら

次の言葉を考えてる

ああ、このまま街を抜け出そう。抜け出していこう

ああ、このまま次の支度を整えていよう

ああ、このまま二人でこの街を抜け出そう。抜け出していこう

ああ、そうだな。そうだよな。そんなことは知ってる

ああ、このまま次の街を目指していく

そうだな。そうだな。そうだよな

ここに君を置いて

そうして君を置いて

人殺し

明日僕は遠くにいくよ
君も知らないような場所にいくよ
明日僕は遠くにいくよ
僕が望んだことではないけど

プルトニウムと地平線と大頭領と総理大臣が
皆死ねばいいのに

消えてしまえばいいんだ
国境も言葉も誰かの妬みも
消えてしまえばいいんだ
こんなの無理だって言うお前と僕が

明日彼はどこにいくの
ペンダントには最愛の家族
明日彼はどこにいくの
僕と同じあの国に行くよ

武器をとって君を思って国のためにと言い訳が
僕らは侍ではない
未来永劫の人殺しだ

消えてしまえばいいんだ
札束を抱えて笑うお前
消えてしまえばいいんだ
そんな世界がいま爆弾を抱える
消えてしまえばいいんだ
未来永劫の人殺しだ
消えてしまえばいいんだ
薄汚い未来で笑う世界

人殺しだ
僕らは未来永劫の人殺しだ
人殺しだ
僕らは人殺しだ

サンキュー下北沢屋根裏!

昨日は僕のやっているバンドsexbuzzsistersの初ライブで初企画ライブでした

 

僕がいつかやりたいと思っていた下北沢屋根裏

ミッシェルガンエレファントがステージに立っていた場所

いつかその場所に立ち、そこにいたいと思っていた場所

 

本当に嬉しくて嬉しくて

バンドをやっていて良かった

 

ピンキーインザプール

ウェルダンサボタージュ

nazonazo

あしたサナギ

フレイバードッグス

高橋さん

見に来てくれた人たち

日にち間違えて行けなかった人

応援してくれている人

本当にありがとう

 

僕達は本当に幸せです。

今回の企画は僕たちだけのものじゃなかったと思うし

皆が居てくれたからこそだと思います

本当にありがとう。

これからもっと格好よくなるからさ、楽しみにしててよ

次は7/16柏ドームです

楽しみだ

グルグル

廻る、廻る、世界は廻る。僕らを置き去りにして

廻る、廻る、又、廻る。あの日の君も連れて

 

降り出した雨に打たれて、体を寄せ合っていたな

あの時君は何であんなに悲しそうだったんだい?

きっと僕らは汚れてしまったし、あの日にはもう帰れない

錆び付いたこの手も赤色に染まっていた

 

寂しがり屋の雲は笑って、僕等を只、見下していた

 

廻る、廻る、世界は廻る。ボクらを突き放していく

笑う、笑う、君はまた笑った。少しだけダラリとしながら

 

晴れ渡ったあの青い空も、幸せそうに泣いた顔も

忘れないけど、あの人の顔が少しも思い出せない

 

少し休みを取った。

誰に逢う為でもなく

少し足音を振り返った。

君がいるわけでもなく

 

廻る、廻る、世界は廻る。僕らを置き去りにして

廻る、廻る、又、廻る。あの日の君も連れて

 

笑って、泣いて、少しだけ傷ついて。流れ星が二人を眺めて

笑う、笑う、いま一人で笑う。ニヤケてグルグル廻って

 

廻る、廻る

君を連れて

廻る、廻る

僕を置いて

オリーブの丘

歩いた街角 呼吸をした
優しい匂いとオレンジの羽
小さな手に移るのは
オリーブの花、ぶら下がる声

寄せては返す波に身を任せ
はしゃぎ疲れて。嗚呼、凪ぎ
もう少ししたら
離ればなれ

君が大人になる前に
あの歌を口ずさむ
君が大人になる前に
一人で泳ぐ

離れる街角、捻れた意識
容易く萎びる 淡い夢

消え失せた声も
まだそこにいるかな
遠ざかる道と
揺れるオリーブの丘
息が詰まりそうなほど
一人で泳ぐ

オレンジの香り

とんがったままで
張り付いた毛並みが
横に転がった
あの時はどこまで?
何処にあるんだっけ
何処にいくのだろう

オレンジの花
揺れてるのは
風のせいだろう

咲いたまま揺れる好きだった花

ズルいまま通り過ぎた
そこまで行って
ここでまだ止まったままで
ハイライトの匂い

オレンジの陽は
又昇ったんだ
僕らのせいだろう

咲いたまま揺れる君に似た花

何がどう変わった?
誰がここにいた?
白み出すあの日の君だ
綺麗な色はまだ
汚い色にまだ
成ることもないだろう

クラクラして
倒れこんでみれば
オレンジの香り

オレンジの花
揺れてるのは
風のせいだろう

軽やかにまた世界が変わって行くんだろう

茜色の虫

もうそろそろ息をするのも
酷く、酷くね疲れてしまったんだ
もうそろそろ無理に笑うのも
良いよね?良いよね?寧ろ泣いていたいんだ
あー…

僕らはきっとこれからも無駄に笑って無駄に泣く
理由なんか忘れてね
くたばるまで、その時間が僕はどうやら長すぎたんだ
あの子の気持ちさえわからない

くたびれて、息を吸い込んだ
何か戻しそうになって、涙が出たよ

明日も少し、大分少し君を無くしてしまうよ
忘れないように書いたあの手紙
何処に閉まったかな?……それとも
間違えて捨てたかな

どっかの誰かが、僕を知ったかぶるんだ
好い人だとか、面白いとかさ
君はいったいどこの誰だろうな
五月蝿いからさ、その首をへし折りたい

冗談だろって君は笑って僕の肩を叩く
僕が一番怖いのは、こんなことを考える僕自信

萎びた情熱は安らかに息を引き取っていた
今の僕は誰でもない
人の皮を被ってるだけ

明日は少し、ほんの少し誰かとわかりあえるかな?
茜色の空が僕を笑うよひっそり生きてる虫を見る目で
いくら笑ってもいくら泣いても救われないなら
その時は僕をちぎってくれ
あのときの虫のように

君はきっとこれからも笑い疲れて笑うだろう
僕はきっとこれからも影で泣いて泣くんだろう
君の意味を知らないで
笑う意味を忘れて

あの虫のように

恋?!

ここの所なんだかさ、君を見ないし調子良い
暑い日に黒いアレ見なくて過ごした気持ち
あの日から君が変わり果てて少し悲しい
それとも君は最初から化けの皮を被ってたの?


きっとそれはさ
恋に良く似た妬みかも
同じ立場になって
君を泣かしたいだけ
君はどうだろう?
俺を真下から見てさ
新参者はあまりにも直ぐに調子に乗るらしい

不貞腐れてさ泣きながら布団に入る
寝れそうもないからな、こんな歌を作った
【才能なんか知らない】
お前ふざけんなよおいこの野郎
良くもまあ言えたものですね
神様仏様貴様

森林の中を君が歩く
その隙に
火を着けたいんだ
そしてあそこで会おう
最終的にさ信じられないだけ
なぁ、なんでこんなにも心がドーナッツの穴?

月曜九時から始まる
夢のようなヒトトキ
オフィスレディは今日もまた僕を見ずに君を見る
【あーもう全部好きにして(ハァト)】
やっぱりそう言うことだね
結局僕は君がそう
君が裏山けしからん

きっとそれはさ
恋に良く似た妬みかも
同じ立場になって
君を泣かしたいだけ
君はそんなのどうでも良いというけれど
嘘を言うなよなぁおい
立派になったその股間

こっちの準備も好調
今から其処まで行くね

夏の名残

白と青が混ざりあった砂浜
陽炎はまだ僕を追い越しはしない

君と僕は何か大分違っていたな
忘れてしまった事は両手で数えられるかな

カモメも知らない顔になっていた
引き返した波の音が何を奪ったんだ

こんな感じの日曜日だった
ギターの音が隣で聞こえてた
こんな感じの夏休みだった
踵を返して鼻唄をなぞっていた

記憶なんか曖昧で鶏みたいだ
向日葵の匂いと夏のある日

僕をまた笑うのか
暑さで頭が茹だっていく
君はまた笑うのさ
季節がまた

こんな感じの日曜日だった
砂と海を聞きながら
こんな感じの夏休みだった
僕だけが年を取った

夏の名残はもうそこまで
君と僕を離していく
夏の日差しがもうそこまで
あの情熱を溶かしていく

もうそこまで

陽炎はもうここまで

ベルゼバブ

ガタガタと汽車は揺れる
夜が開ける前の事
人が一人飛び降りた
止まらない時間

カタカタと震える
揺り籠と私
子供の手には紅
紅!
紅!

何もかもが現実なら
あの時の私も現実だろう

貴方の棺は
まだ見れない
炎に燃えていった

明るい未来は永劫
暗い世界がそこまで
明るい未来と永劫
私はもういっそ

頬に伝わるのは確かな鼓動
貴方は無垢な死神
その手に宿ったのは私の
私の昔の文字

私はもういっそ
この子はもういっそ
私はもういっそ
この子ともう一緒
私はもういっそ
この子はもう染まらない

染まらせはしない

ふおおおおおおおおおおおおおおおおおお

春の匂いがやっと僕の耳の方までやって来て「お待たせしました!」って言っています
今日は中々いい日で、雨が来そうな匂いと春の匂いと温度とが丁度僕を狂わせてしまう
おまけに今聴いているのはバイザラウンド
やっぱり僕を狂わせてしまうのだ!

少し前の話
友人のドラマーに独特な詞を書くよねと言われた
どうやら、彼に言わせると僕の詞は感情と文学的なものが合わさっているのだそうで
曰く、僕の詞は僕にしか書けないだろうねと

そういう事を言ってくれるのはね。
ありがたいんですよ!
テンション上がりますよ!
おまけに、雨が来そうな匂いと春の匂いと温度とが丁度僕を狂わせてしまうのだ!

けどね、けどね
そういう風に言ってくれる事って凄く嬉しくてさ
何かルンルンしちゃう

僕は中学の時から詞を書いてるんですよ
何でだろうねー
多分、苛めとか色々な事をぶつける為のツールとしてなんだろうけど。
僕の記憶が間違いじゃなければ、多分その時から言いたいことも書きたいことも紆余曲折はあったにしろ変わらなくて
胸を焦がす事とかイライラする事とか泣きたい事とか愛してる事とか
それを共感してもらうには僕は遠回りな言葉をあえて使いたくて
だってさ、考えてみておくれ
この世の中に僕なんかよりひどい境遇の人はいっぱいいるのだ
その人たちに僕は変われることなんか出来っこないのさ。
君もそうだよ。ムカつくあの馬鹿野郎も。ファンキーなじいさんも
何かぐちゃぐちゃしてきたなぁ

結局ね!僕はそういう人達と共感していたいんだと思う!
だから書いてきたし、書いてるし。
感情的に歌って其処から再構築するんですよ

あれ?最初からこう書けばよかったんじゃね?
けどね、けどね
いろんな所で歌って
そこでまた歌とか詞を良いねって、格好いいねって言ってくれる日なんか寝るのももったいなくて
伝わったんだなって思って
其処からまた書いて

勿論足りないことも分かってて
だから、歌っていくんじゃよ(突然の初老)
万人に、いろんな人に分かって欲しいのは今だってそうだし
共感していたい
まだまだ歌いてぇなぁ
どんな形でも
死んでも歌ってベース弾きたいなぁ

あ、6月に新しくやるバンドでライブやることになりました!
よろしく!

バイバイ

そうさ、あの木から花が咲いたら

優しいこの場所に僕らもバイバイ

暖かい匂いにずっと拐われたい

出来るなら知らない世界に誘ってよ

 

下らない事で笑えて

下らない事で争って

弾け続けた青い春は

いつまでも続くと思っていたよ

腐った目をしてる

あんな人には

なりたくないって思ってるけど

 

きっと、あの日から僕ら気付いてたんだ

いつかはこの街に僕らもバイバイ

みんな忘れたふりをしてたんだろう?

そんなこと口になんてしてなかった

 

好きな人に届かなかった思いも

笑い飛ばして帰ったこの道も

多分もう通ることはないって

そんなこと思うとなぜか少し悲しいね

 

路地裏で咥えたタバコの数だけ

大人になったつもりでいたよ

 

そうさ、あの木から花が咲いたから

優しいこの場所に僕らもバイバイ

暖かい匂いにずっと攫われていたんだろう

ずっと、ずっと、ずっと

今でも

 

名残雪が降る駅のホーム

今日で最後の電車を待つよ

バイバイ。バイバイ。バイバイバイバイ

僕等を包んでいたこの街にさよなら

森林栽培

沈みこんだ海の底
片目はまだ閉じたまま
左手はもう冷えきってる
君がロンドン橋渡ってる

君の森は生きている
僕が火を着けたげる
僕の森は死んでいる
隣の芝は同じ色

迷いこんだ道の中
僕は君を見つけた
キラキラしたその目が
僕は今も嫌いだよ

燃えろよ燃えろ
僕は死んでいる
消えろよ消えろ
突破口はどちらだよ

僕は森と死んでいる
僕の森は枯れている
僕の森は燃えている
君は森と生きている

僕の森は死んでいる
僕の森は死んでいる
僕の森は死んでいる
君の体を燃やしたい

風が吹いている

出来るなら笑って 細いその手を引いて

選んだこの言葉に嘘は付けないな

抱きしめている

 

行き先も何もなくてその目を見ていた

あの日少し目を伏せて、何を思っていたんだ?

 

考える事だけが意外にも得意になって

他愛もない話も胸をつっかえて苦しいんだ

 

出来るなら笑っていたい、白いその手を引いて

傷が付いたその過去も洗い流せこの雨で

涙で濡れて力が出なくても

新しい顔も作れないけど

側にいるから

 

気づけば少しだけ、風が吹いていた

仕方ないなと言って僕は君を引き寄せる

 

温かさに入り混じってビルの隙間から吹雪くのは

きっとこれからの事で笑っているんだろうな

 

一人じゃ時々眠れない事も

ぼんやりして何と無く会いたくなる事も

君は只笑って。「馬鹿ね」って笑って

面倒なことは今だけ

言わなくて良いから

 

出来れば笑って

溢れ出す日常と

絵を忘れたキャンパスに、僕等を描いていくのさ

 

昨日のことも今日のことも忘れないように

明日はきっと晴れるから

ただ、僕と笑って