日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

おやすみ

明るい陽射しが遠くで眺めている 昨日のこと今日のこと 泣いたこと笑ったこと 思い返して街はスヤスヤ。枕抱えて呼吸をしている 昨日のこと今日のこと 泣いたこと笑ったこと 忘れていく閉め出した扉の前 君はどんな顔をしていた?いつかはきっと いつかはき…

七月下旬

肩をぶつけて通り過ぎる 唾を吐くのを堪えていて 突きつけられているナイフの先端 ヘラヘラと、ケタケタと明日はきっとこうもいかないってことも 君だって知っているだろう 今日はきっとこの関係を 無理矢理引き剥がしていく黒い人だかりの真ん中で何かを掴…

知らない

呟いた言葉で 誰かを傷つけた 知らない所で 誰かが笑ってた どこで何を見たの? 僕の何を聞いたの? 言葉で誰を見たの?僕は僕じゃない 君は僕でもない 僕は僕じゃない 僕は君に成りたかった僕は何も 僕は誰も 僕は君も 知らなかったんだ 僕は何も 僕は誰も …

星を見に行く

星を見に行こう 手を繋ぎながら 星を見に行こう 名前も知らないで夜はきっとこのまま なにも言わないで包んでいくきれいな言葉を探している この場所にあう言葉を ねぇ、君はどう思ってる? 下らない話しは続く何を急いでいる? 街の明かりは終わらない 何が…

噴水公園

どうせ誰も期待をしていない どうせ誰もこの場所で待ってない 溶けそうな光で 布団から出る気力もなくなった 街の灯りが眩しくて 少しだけ恥に思えた 僕は一体何のために歌を歌っているのかな? 少しだけ救われたいなんて嘘をついてまで この場所にいる意味…

朝日を眺める前に

朝日は嫌いなんだ 体が溶けそう 雨が降るだろう 頭が痛いんだ こんな日はきっと毎日のように襲いかかって 僕等だって報われることもないのさ ないのさ コウモリが月にぶら下がってる間に 流星群が落ちる前に 僕の心を取り返そう 流星群が落ちる前に 夢の続き…

この街の夜は無理に起きている 僕はきっと僕を騙しているんだ 降り止まないで声と混ざって 喧騒が向こうで乾いて響いて 今になって言えることはどんなことだろう 築いた砂の城堕ちていくのだろうな 気を紛らわすように歌を歌う 口ずさんでは思い出すこと こ…

絵画

絵を書いてみよう 君を書いていこう この紙に似合うから サヨナラは言えないよな この紙に描いていこう 描いてみよう 退屈な日常は流れたままだ 会えもしない隣の顔 忘れていくよな ゆっくりとゆっくりと 言葉も蝕まれて 明日の予定も この場所に引き篭もっ…

さよなら

夕暮れに染まった街に吐いて 僕は君の言葉を思い出すんだ わからないことは何一つないけど 僕は君の言葉を思い出すんだ 深い波が向こうまで押し寄せている きっとそうなんだ 今もそうなんだ 光を見つけたつもりだったんだ さよなら さよなら 今はそれしか言…

パレードは続いていく

風が揺れるように 水に落ちるように この心に潜っていこう 海に落ちるように 木の葉が歌うように あの言葉を探していよう これだけの退屈を弄んでいれば あの場所にたどり着けるだろう どれだけの言葉が過ぎたのだろう すべてを投げ出していって どうかどう…

海の見える橋

こんな感じで笑えていれば それはそれで美しいんだろう 夜が近いねと呟くのは 太陽がこの街に消えていくから はしゃぎ疲れた街角は 僕達を無視して今日も眠りにつく 今日が終わらない気がしていた このまま溶け合いきながら 秒針を気にしないで踊ってさ 夜は…

チクショー

チクショー チクショー 僕の言葉 良く分からない人にも届かない チクショーチクショー 僕の意思は 高層ビルの波に消えました僕らはもう駄目なんだろう 僕らはもうゴミ屑だし 散らばった硝子の上、歩いていくんだよ 痛いのも我慢してチクショーチクショー 僕…

チクショー

チクショー チクショー 僕の言葉 良く分からない人にも届かない チクショーチクショー 僕の意思は 高層ビルの波に消えました僕らはもう駄目なんだろう 僕らはもうゴミ屑だし 散らばった硝子の上、歩いていくんだよ 痛いのも我慢してチクショーチクショー 僕…

羽蟻

強い光の中に言葉を濁した さり気ない事で傷付けてしまうから 綺麗な心で笑えているなら それほど素晴らしい 事はないよな ふざけた態度が裏目に出るなら 面倒なことだ。そんなつもりじゃないのに 水たまりで苦しむ羽蟻のように もがいていく もがいている …

人殺し

明日僕は遠くにいくよ 君も知らないような場所にいくよ 明日僕は遠くにいくよ 僕が望んだことではないけどプルトニウムと地平線と大頭領と総理大臣が 皆死ねばいいのに消えてしまえばいいんだ 国境も言葉も誰かの妬みも 消えてしまえばいいんだ こんなの無理…

サンキュー下北沢屋根裏!

昨日は僕のやっているバンドsexbuzzsistersの初ライブで初企画ライブでした 僕がいつかやりたいと思っていた下北沢屋根裏 ミッシェルガンエレファントがステージに立っていた場所 いつかその場所に立ち、そこにいたいと思っていた場所 本当に嬉しくて嬉しく…

グルグル

廻る、廻る、世界は廻る。僕らを置き去りにして 廻る、廻る、又、廻る。あの日の君も連れて 降り出した雨に打たれて、体を寄せ合っていたな あの時君は何であんなに悲しそうだったんだい? きっと僕らは汚れてしまったし、あの日にはもう帰れない 錆び付いた…

オリーブの丘

歩いた街角 呼吸をした 優しい匂いとオレンジの羽 小さな手に移るのは オリーブの花、ぶら下がる声寄せては返す波に身を任せ はしゃぎ疲れて。嗚呼、凪ぎ もう少ししたら 離ればなれ君が大人になる前に あの歌を口ずさむ 君が大人になる前に 一人で泳ぐ離れ…

オレンジの香り

とんがったままで 張り付いた毛並みが 横に転がった あの時はどこまで? 何処にあるんだっけ 何処にいくのだろうオレンジの花 揺れてるのは 風のせいだろう咲いたまま揺れる好きだった花ズルいまま通り過ぎた そこまで行って ここでまだ止まったままで ハイ…

茜色の虫

もうそろそろ息をするのも 酷く、酷くね疲れてしまったんだ もうそろそろ無理に笑うのも 良いよね?良いよね?寧ろ泣いていたいんだ あー…僕らはきっとこれからも無駄に笑って無駄に泣く 理由なんか忘れてね くたばるまで、その時間が僕はどうやら長すぎたん…

恋?!

ここの所なんだかさ、君を見ないし調子良い 暑い日に黒いアレ見なくて過ごした気持ち あの日から君が変わり果てて少し悲しい それとも君は最初から化けの皮を被ってたの? きっとそれはさ 恋に良く似た妬みかも 同じ立場になって 君を泣かしたいだけ 君はど…

夏の名残

白と青が混ざりあった砂浜 陽炎はまだ僕を追い越しはしない君と僕は何か大分違っていたな 忘れてしまった事は両手で数えられるかなカモメも知らない顔になっていた 引き返した波の音が何を奪ったんだこんな感じの日曜日だった ギターの音が隣で聞こえてた こ…

ベルゼバブ

ガタガタと汽車は揺れる 夜が開ける前の事 人が一人飛び降りた 止まらない時間カタカタと震える 揺り籠と私 子供の手には紅 紅! 紅!何もかもが現実なら あの時の私も現実だろう貴方の棺は まだ見れない 炎に燃えていった明るい未来は永劫 暗い世界がそこま…

ふおおおおおおおおおおおおおおおおおお

春の匂いがやっと僕の耳の方までやって来て「お待たせしました!」って言っています 今日は中々いい日で、雨が来そうな匂いと春の匂いと温度とが丁度僕を狂わせてしまう おまけに今聴いているのはバイザラウンド やっぱり僕を狂わせてしまうのだ!少し前の話…

バイバイ

そうさ、あの木から花が咲いたら 優しいこの場所に僕らもバイバイ 暖かい匂いにずっと拐われたい 出来るなら知らない世界に誘ってよ 下らない事で笑えて 下らない事で争って 弾け続けた青い春は いつまでも続くと思っていたよ 腐った目をしてる あんな人には…

森林栽培

沈みこんだ海の底 片目はまだ閉じたまま 左手はもう冷えきってる 君がロンドン橋渡ってる君の森は生きている 僕が火を着けたげる 僕の森は死んでいる 隣の芝は同じ色迷いこんだ道の中 僕は君を見つけた キラキラしたその目が 僕は今も嫌いだよ燃えろよ燃えろ…

風が吹いている

出来るなら笑って 細いその手を引いて 選んだこの言葉に嘘は付けないな 抱きしめている 行き先も何もなくてその目を見ていた あの日少し目を伏せて、何を思っていたんだ? 考える事だけが意外にも得意になって 他愛もない話も胸をつっかえて苦しいんだ 出来…

ピンクのパンツ

あの町が眠りについた頃にきっと アンタは仮面付けてニヤニヤと笑うのさ 素顔も見せないで 馬鹿げている理想で誰も彼もが皆着いては来れない最近また一つ分かり合えたとして それはきっとアンタの都合で言いくるめられる言いたいことなんてさ、もうない訳じ…

追い剥ぎ

追い剥ぎ また今日も調子に乗っていい具合に酔っている 言いたいことも言えないこんな世も末。毒だね 「現実的に考えて」それができても楽じゃない もう少しクールにできたらって俺でも思うけど 妬みも羨望も全部吹き飛ばしていこうぜ スロットで大当たり出…

シーン

移り行く街並みに 言葉を探るのもためらった 寄りかかったこの温度が揺れる二人を表している思い出達が僕らを横切って 感情が又、乱反射した世界は今二人が回しているようだ ありふれた言葉は掌伝わっている 電車は、電車は僕らの街まで ただ、動いている 嗚…