日々と戯言とそこの片隅

鶴見義龍のしょうもない日常

ウエノコウジピッキング(縦振動)を考える

ここ最近になってやっとモンスターバードが俺の体に馴染んできた気がする。

 

この前のおういえあ!企画の新高円寺クラブライナーにサポートでやっているアンリーブでサブベースとして使ってるブルース工房特製のプレベを久しぶりに使ったんだけど、前にも増して「指のウエノコウジ」感が出てきていると感じたんだ。

 

なんでだろうって考えたんだけど、恐らく最近取り入れた基礎練習の効果もあるんだろうけど、何よりもまずモンスターバードをちゃんと扱えるようになったからこそ他のベースもちゃんと以前より扱えるようになったんじゃねぇかって。

まぁ、たまにメンテとかセッティングとかやっているしそういうのも勿論あると思うけどね。

とりあえず、最近感じている事を色々と語ろうじゃないか。

 

① 遅いテンポだからこそ難しい。

最近取り入れた基礎練習の中に「16分音符1音1音の音を変えて行くスケール上昇下降」ってのがある。

要は、「16分頭はド、16分2つ目の音がレ、次がミ」って感じでスケールをなぞっていき2オクターブまで上がったら、戻っていくっていう比較的シンプルなものなんだけどこれが凄く大変。

俺は敢えて、定番のスケールフレーズである三弦三フレット→三弦5フレット→2弦2フレットではなく

カニカルな運指、三弦三フレット→三弦5フレット→三弦7フレットを心掛けてる。

こっちの方が両手のスタミナが鍛えられる気がするんだよな。やっぱメカニカルだしね。

手が小さい人はシフトチェンジの練習にもなるからやってみると良いんだけど、まずはBPM60の16分音符を鳴らして練習してみて欲しい。

相当なリズムセンスが無い限りクリック音に合わないはずだ。

「いやいやwwwそんなのへのへのカッパやんけwww何言うてるんお前www」って思ってるそこのあんた。

ちゃんとそれ走らずにモタらずにやれてんのか?

「走る事もモタることも美学」ってのは違うだろ?

「前にいるのか、後ろにいるのか」それを考える事がリズムの美学じゃねぇか?

 

ロキノンとかフェスに行こう

これはもしかしたら1番の収穫だったかもしれない。

色んなバンドが見れるってのは色んなフェス(アングラも込で)の醍醐味だけど、「百戦錬磨であり、人気もある」そんな人達がわんさか出るフェスはマジで見に行った方がいいと思う。

俺は今年のロキノンいって思ったのは本当に良い意味で「この程度でいいんだな」って衝撃を受けた。

特に、ライブで動き回って大はしゃぎする人は見に行った方がいい。1回見に行くだけでも全然違う。

ライブハウスじゃないからこそ学べるものって結構ある。

 

ウエノコウジピッキングからだいぶ逸れたなって思うでしょ?

安心しろ。

俺もそう思う。

じゃあこっからウエノコウジピッキング(縦振動)の考察及び練習法についてだ

まず、さっきの①にも出てきたスケール練習。俺はここ最近60~160までやるようにしてる。

140辺りからもう精一杯だけど筋トレも「最後の限界だー!ってなるまでやりきる」ってのあるじゃん。あれに近いもんだと思ってくれ。

徐々に上げていくからこそ意味があるんだと思う。

全スケールを2オクターブ上昇下降やってそっからテンポをあげよう

なんで全スケールなのかっていうと、そうする事によってあらゆるキーの把握に繋がるから。

これはメジャーキーでもマイナーキーでも全然構わない。

 

次に俺がある先輩に教わった基礎練習フレーズ

これは良くスタジオ入る前とか、ライブ本番前の自分にエンジンを掛ける時によくやってるフレーズだし、スケール練習終わった後にもやってるフレーズ。

まず、3弦1フレットに人差し指を置いて2弦1フレットと1弦1フレットと人差し指でバーを作る

そして、人差し指もしくは中指でピッキングして次の弦にピッキングを行う。

例えば3弦→人、2弦→中、1弦→人っていう順番でやったとして、次は中指が3弦4フレットで人差し指が2弦4フレットで中指が1弦1フレットっていう感じ

これをオクターブ上までやってまたそっから1フレットに戻るっていうフレーズなんだけどこれがまぁ難しい。

1弦を人差し指でヒットさせる時、中指も一緒について行ってることが多いと思うんだけどこのフレーズはオルタネイトの強化も含まれているんだな

なので1弦を人差し指でヒットさせてる時、中指は3弦に待機してる。

このフォームが凄くキツイ。下手したら手の筋痛めるんじゃないかなっていうくらい無茶をしてると思う。

これは必ず遅いテンポ60とか80の16分で行なう。

そっちの方が両手にちゃんと体力が着く感じがするからね。

 

③ 全体がベースだと言う認識、発想

これはすごく大事で、ただ指で弾くだけじゃダメなんだよな。

なんの為に音を出すのかとか色々考えた時、指だけの力じゃ足りなくなってくるんだよな。

それはなんでかって言うと、座って練習しているからってのが大きいと思う。

立って弾くときと座って弾く時じゃ使ってる筋肉とかまるっきり違うし、どこを動かしてるのかってのもめっちゃ違う。

ライブをやらないでひたすら篭ってやるってのも勿論いいと思うけど、ライブをやってお客さんに見せる機会があるのなら立って弾くことをした方がいい。

そして目隠し。

目隠しすると何が違うってさ、何も見えねぇんだよな。目隠ししてるから。

じゃあ、何を頼りにベースを弾くのか

自分の頭と指と感覚なんだな。

この3つがちゃんとシンクロした時初めて音が鳴るし、自分の描いてた音が出るんだな。

この時はどういうフレーズとか曲とかはなく、自分がやりたい曲をひたすらやるといいんじゃないかな。

 

で、結局何がウエノコウジピッキングに繋がるかというとこの全てが俺は繋がってると思うんだな。

ライブでの映え方とか色々あるかもしれんが、まず体の動かし方や自分の音の鳴らし方それら全部考えた上でウエノコウジピッキングは完成していくんだと思う。

酔っ払ってかいてるからごちゃごちゃしてるとは思うが、まずはやってみて欲しい。

それで何か感じ取れるはずだから。

継続しなきゃ音楽は鳴らせないと思うよ俺は

鈍行の鋏

降り注いでく街の夜に、連れ去られたままで

誰かに笑われていたり、何かに期待したな。

 

あの日の夕暮れは少し面倒くさくなって

誰かの言葉の1つも赤く隠した

 

光を渡りながら、目は疲れたのさ

なぞった川の先で、落とされて

裏切ったのは

 

鈍い光の夜に、僕らを誤魔化してくれ

こんな寒い夜に誰かに惑わされたい

 

暖かい毛布を抱きしめて眠るけど

あくる日の言葉も抱きしめれば良いのに

 

夜は降ってゆく

僕に降っていく

街の嘘で輝きながら

 

ぬるい夢を吐いてる

 

 

ゴミならゴミなりに燃えろ。

久しぶりにまともな日記と言うか、ブログを書く気がする。

お久しぶりですね。

多分見てる人ってのはそんないないけど久しぶりです。

 

7/6はシン・ゴミ人間動物園リリースパーティーがありました。

ライリィライリーはトップバッターの16:20位から

シン・ゴミ人間動物園というのは、所謂コンピレーション・アルバムっちゅうやつで。

そこにライリィライリーの光に捧ぐをゴミ人間はこびる動物園に捧げました。

すごく楽しかったです。本当に

多分こんなに楽しかったのはいつぞやの東高円寺UFOCLUBで初見のお客さんが多い中で皆が拳上げてくれたりしたあの日ぶりじゃねぇかな。

他のライブも勿論楽しかったよ。けど、鮮明に覚えているのはそのライブなんだ。ごめんね。

 

レコーディングの前後、明らかに音が変わっていった。

なんと言ったらいいかわからないけれど、3人が3人共一つのものに各々の役割を理解しながら動いている感じ。

太く、強くなった。そう思ったし、レコーディングも本当にスムーズに進んだ。

だって時間が余りまくってエンジニアさんときのこの山たけのこの里どっちが好きかとか話したりするくらいだったんだから

3人で近くのセブンイレブンで酒を飲みながら「ああ、本当の意味でちゃんと立ったな」って思った。

車がとめどなく流れて、いやそーな顔をしている姉ちゃんとか、荻窪の夜は少しだけ現実味を帯びていたんだ。

 

そこから本当の意味でまとまりが強くなった気がする。

レコーディングをやって良かったなって本気で思った。

レコーディング終わった後にライブをやった。

俺の中で引っかかるものがあった。

何かが違う。何だこの違和感。気持ち悪い。

「いつも通りやれたじゃないか」

そこから何回かライブをやった。

勿論楽しかった。すごく楽しかった。

ただ、その中に少しだけ違和感がやっぱりあった。

なんなのか分からなかったし、理解に苦しんだ。

こんなことを思ったことは本当に今まで無かったし、原因が一切分からなかった。

モヤモヤしてた。

「良かったよ。すごく良かった」それも分かってるんだ。なんなんだ畜生。

モヤモヤとイライラ。

焦りと恐怖がチラチラと見ていた。

 

つい最近の事だ、ある場所でライブをした時すごくすごくすごくとってもとってもとってもブチギレた。床に飲みかけの烏龍茶を叩きつけた。恥ずかしくなってそのまま何事もないかのように拾い上げて烏龍茶を飲み干してタバコを吸う。いつも通りの味。「いつも通りの演奏だった」。3人で今やれる事をちゃんと果たしたじゃねぇか。なんでダメなんだお前は。

自問自答がグルグルした。

 

翌日の夜勤の仕事をしながら頭の中に雷が落ちた。

腑に落ちた。

そりゃあお前納得出来るはずがねぇだろうよ。

 

ライブでなんで2人のために演奏をしてるんだよ。違ぇだろう。

何が「いつも通り」だ。そうじゃねぇだろう鶴見。お前は何をしたかった。俺は昔何を望んでいた。驕りも大概にせぇよ。

 

風になりたかった。ずっと前から。

友達や家族、恋人もそうだし大っ嫌いで多分ずっと憎むだろうあん畜生達に吹く風に俺はなりたかった。

ライブハウスで鳴らす音がライブハウスを突き抜けて、その人達の周りに吹く風に。

そんときに思わせてやりたい

「今、あいつ演奏してんのかな」って

そう思わせてやりたい。

 

その為に何が必要なのか。

楽器は俺が思うに生きてる。ただ喋れないだけ。

弦楽器も打楽器も管楽器も全部の楽器は生きてる。

そいつ等の想いを語らせるためには想いを込めるしかないんだ。俺が思ってる100%よりも更に上を行くような気持ちを。最低で500%の気持ちを込めないと。

それでやっと意思疎通が図れるかどうかだと思ってる。

それでも詭弁になるか否か。すげぇムカつくしなんだよ畜生って勿論なる。

 

その気持ちが全てなかったんじゃねぇか。忘れてただろ俺。

すごく悔しかった。けど、それ以上に気がつけたことに対してすごく嬉しかった。

 

おかげで久しぶりにテンションが上がって当日は良く眠れなかった。

多分本当に3時間寝たか寝てないかくらい。

 

ずっとワクワクと滾る思いがグツグツしてた。

多分それで鍋をしたら美味しいキムチ鍋が出来るくらいに

 

そして迎えたライブ本番

 

全く何やったか覚えてねぇ。

どういう風に演奏したのか何を見ていたのか。

気がついたら楽屋でぶっ倒れてた。

ああ、終わったんだなって

ただ、一つだけ思ってた事は覚えてる。「届け!届け!あいつらに届け!伝わりますように!」という事をずっと念じてたって事を。

俺の殻が一つようやく割れた気がした。

 

東京恋慕のライブは見てて面白いし、のりともさんが遥かに成長していたのもあってか少しだけ泣いてしまった。

 

ひめたすとはずっとお互いチンチンを弄りあってた。やけにリアルな感触。魔法少女なのに。

 

勿論、絶対今出せるベストを尽くしたけど、まだ良くなれるって思ってる。

誰かは無理だって言うかもしれない。笑われるかもしれない。けど、無理じゃないって俺が思ってるんだったらそれはそういう事だと思うんだ。

俺は逃げも隠れもしない。いつだってそこにいる。確実に届けます。それが無様で情けなくても、誰かにゴミを投げられても転んでも倒れても。絶対届けます。

燃え尽きるまで、灰になって動けなくなったとしても

 

これからもライリィライリーをよろしくお願いします。

ray.0

騒いだままの幻と

夢の先をただ、眺めている

言葉だけはまだ容易く

静かに息をする

 

逃げ遅れているのは

きっと僕らだけではないんだろ

雲の上をまたカモメが飛んでいく

 

街を見下ろして次の行き先を思い出す

草臥れてしまったせいだろ

陽はまた昇り、僕を映した

 

通り抜けて行け

錆びることがないように

誰かの手が足を引っ張って転んで傷んでも

風はまだ吹いている

虹がまた照らすなら

あの日話した言葉を思い出していておくれよ

 

冷たくなったのは誰のせいでもない

この部屋に立ち込める空気を1度だけ吸い込む

 

朱色の輪郭で突き刺さった

部屋の片隅の白い花

あの頃はどれだけ優しかっただろう

 

鍵をまた無くしたのは

他でもない僕なんだろう

夢の足跡ばかりが顔に当たって軋むのさ

傘を差したまま歩いて

泣くのをまたごまかすのは

何かをまだ捨てきれないからだろう。

抱き締めておくれよ

 

通り抜けて行け

錆びることがないように

誰かの手が足を引っ張って転んで傷んでも

傘を差したまま歩いて

雨が止んだのを誤魔化すのは

あの日渡すはずの花束を渡したいためだろう

 

通り抜けたのは誰の悲しみか

通り抜けるのは誰の喜びか

 

またいつか

三日月のような灯りが君を映す

夢を見ることばかりに正直で

口にするのは他愛もない劇薬

猫は地球儀をぐるりと回してみせる

 

欲張りな言葉を望む

君もそうで僕もそうで

夢を描くことを忘れたんだ

陰口ばかりは叩けるのにな

 

堪えるふりをして

忍ぶふりをして

何が望みなんだろう

誰のせいだろう

影送りで雲に浮かぶのは、寛いだカラスか

 

不時着の言葉をまだ抱えて

ペンタブをカバンに詰める

湖に光る高架下

1人で踊るんだ。

楽しい振りをして

 

余ったまんまの純粋と

濁ったまんまの目玉

皿の上に乗せるんだ

せめて、許して欲しかった

 

分かったふりが得意なまま

身はまた、さあ。朽ちて

誰かが投げた石につまづいて

それでも歩けと急かされる

 

またいつか

会ったのだな。居たのだな。

そこに

またいつか

会えるのか。話したい事が

まだ残っているんだ

内緒の話ですけど、ブルース工房のプレベを買いました

おはこんばんうんこ

最近はやたらうんこが出てしまって己との戦いが続いています。

我慢して出した時の開放感ったら無いよね

 

そんなうんこをちゃんと我慢出来る私ですが、以前ウチの式守ウノをブルース工房に連れていった時に(その前に笠原メイという同い年の男と会合した。凄く繊細で胸を打つ言葉を作る天才だった。また会いてぇ)

弾いてみたベースがある。それがブルース工房のプレベ。俺は勝手にブルースベースと呼んでる

 

まず1つ言いたいことがあるが俺は友達だからとかでおべっかを言うというのは苦手だ。

なので、口から出るのは俺の本音100パーセントだと思ってくれて構わないので。

友達に上っ面でヘコヘコするなら家で引き篭ってた方がマシだ

だから友達すくねぇんだろうなぁ…

涙が枯れるのを待つと一生ブルースベースの評価が出来ないので次に進むよわたしゃ

 

まず、めちゃくちゃ軽い

いや、びっくりしたわ。ててんてん天使の羽かと思ったもん。

そんくらい重さがない。

あ、ベース本体の話ね

ブルース工房の特徴の1つとして、基本的に材料収集は〇ードオフのジャンク品

だから、当たりハズレがそこら辺の楽器屋より恐らく多い。

ただ、ハズレがどうとか関係なく全力でクオリティを限界まで底上げする。

なんだったらそれよりも遥かに楽器側がレベルアップする事もある。それが今持っているモンスターバードとブルースベースじゃねぇかと思ってる

いや、だって弾けば弾くほどこちらに答えてくれるんだぞ?

これからどういう風に鳴っていくのか楽しみでしょうがねぇよ。

 

次にノイズが殆どない。

モンスターバードもそこまでノイズがある訳では無いが、このブルースベースに関しては本当に全くと言っていいほどない。それこそベースをアンプに通したか忘れるくらい。

これはすげぇことだと思う。

ここまでノイズが無いと歪みや空間系のエフェクターは素直に音に乗りやすいのかなと思う。ぶっちゃけモンスターバードと同じくらいには音の乗りが良い気もする。

これもブルース工房の特徴の1つと言ってもいい気がする。

 

そして、音のクオリティ

まず、この価格(エンドース契約をしているというのもあるので価格は秘密だけど)でこのクオリティはすげぇことだ。なんだったら激安価格だし、呪われてるんじゃねぇかと思う。

勿論アンプとの相性もあるとは思うけど、このクオリティならちょっとローン組んでも良いくらいだと思ってる。

下手に安いフェン〇ーとか買うよりかはめちゃくちゃお得ではなかろうか。

これはマジで大事件と言っても過言ではない

 

他にも弾きやすさがどうとかもあるがこれはメーカー側の力が多分にあるので割愛する

 

ここまで絶賛してるがちょっとダメかなーと思う点が幾つかあったりもする

 

その1つとして挙げられるのが

ピックアップと弦高の調整が微妙だなという所

俺の弾き方の問題も多分にあるのだが、ピックアップと弦がびっくりする程当たってしまってとんでもなくピッキングノイズ(いわゆるバズ?)が異常なまでに出てしまって結構優しく弾かなければいけないという事が1回あった。

結局直せるものだったから良かったが、これはちょっと嫌だなって思ったところ。

普通の横振動でも大きいバズが出たりしたのでここは調整すぐ出来ただろうという突っ込み。

 

弦高調整に関してはぶっちゃけそこまで気にはしてない。ただ、これは恐らくモンスターバードのやりにくさや弾きにくさ(以前記事で書いたボディやピックアップ、弦との距離が云々というやつ)に比べればというのがある

弦高をベタベタに低くしてるベーシスト。所謂テクニカル系のプレイヤー

弦高を高めに設定している気合い1発のプレイヤー

これらに共通していると思うが、大抵の弦高は少し円を描くような形で設定されていると思う。それが人間構造上の関係で弾きやすいとされているものだった気がする。

モンスターバードは特殊なパーツだったりするのでこれは困難だし多分そういう設定が出来ないのでしょうがないとは思うが、今回のブルースベースに関しては改善の余地は幾らかあったんじゃないか?というのが本音。

ただ、この2つに関してはぶっちゃけ自分でメンテナンスやセッティングし直しが出来る。

「ある程度の知識があれば」だが。

そういうのを込で言うと本当の意味での初心者等の事を考慮すると不親切なのかもしれない。

 

ただ、それを差し引いても俺は良い買い物をしたなと思ってる。

ノイズがないというのもそうだし、そもそも出の音が良いから弾いていて気持ちよい。

特にZOOMB3nのEBSとMXRのプリアンプのモデリングをある程度弄って音を出すとウエノコウジさんとひなっちを足して2で割ったような凄くゴリゴリとした音になる(勿論アンプとの相性もあるだろうが)

これは凄く興奮する音だぞ。

この音に「うおー!!!格好いい音だ!」とならないベーシストはあまりいないと思う。

それらのモデリングを外してアン直で音を出してもthis isブルースベースと言うような音が出る。

プレベの要素もありながらもブルース工房の特徴みたいなものを感じる。(これが一番説明しづらい…)

これらの興奮の方が凄くてあまり欠点を気にしてないからだ。

モンスターバードとは違うタイプのベースだからこそ弾いていて気持ちがいいし、どういう状況で弾こうかワクワクしながら、悩むんだろうなぁと。

正直それこそジャズやファンクにも合うだろうしポップス等にもちゃんと対応出来る「優秀な暴れん坊将軍」という印象だ。

 

この野郎、良い買い物をさせやがってという感謝と怨念を込めて今回のブルースベースは100点中92点

ただし、欠点向き合った(弦高とピックアップ)場合100点中81点位でも別におかしくはないかな。ぶっちゃけベースを始める人が最初に買う1本としてはオススメできないのかなと思う。

モンスターバードもその場合それよりも低い点数になるかも知れんが

 

ともあれ、ポテンシャルは異常に高い。

凄く優秀な暴れん坊将軍ベースだ。

モンスターバードと共にこれから使いまくってやろうという気持ちには変わりない。

なんつったってメンバーとかに内緒で仕事が休みの日にこっそり買いに行ったくらいだからな。

レム(仮)

靡く街と揺れる掌の上に

続いていって諦めた幸せを

切り詰めて、散りばめて、辿り着いて

素直にきっと受け入れたら

橋の上を転げ落ちて笑うだろ

ルービックの形を合わせるように

 

絵に描いたような花の上

見上げて儚さを知るあの粒の夢を

理由は、語れない。その胸の内が

歩き続けることを願うだけ

 

レンガは赤みを帯びてその胸も包んで

紫の影が優しく誘っている

凛と鳴る鈴のような声のまま

無垢な人のまま笑えたらいいのに

満月は青い海の底で

ジリジリと迫るだろ

 

手を伸ばせば繋がる未来を

無防備に今欲しがるのなら

静かにその胸の奥を黒く差し込む

旅に出る虹(仮)

喉の奥の方で

もしもまだ詰まるのなら

どうかいつかはその手で

僕の明日を突き放してくれ

 

夢を見るのにこの眼は酷く疲れた

靄がかかったライトのその先

掴めるのはいつ頃だろう

 

誰かと話した

アルタイルは寂しがり屋

「あなたを想うためのこの川はとても愛おしい」

 

こんな時に聴こえてくるのは

青い春にカビが生えたもの

笑えてしまうのに

笑えてしまうのに

昨日見た思い出は遠い風に揺らいでる

 

胸の奥の方で

その声でまだ呼ぶのなら

どうかいつかはその手で

その場所へ連れ去ってくれ

 

旅に出るのに体は弱くなりすぎた

霞んで行く空の色を

眺めるのはいつになるだろう

 

いつかの日と笑えるのは

きっとまだこれよりも先で

笑い転げて、涙を枯らす

僕の目のはるか遠く虹が薄く靡いてる

ライブ前に良くしてる事

ライブ終わった後、色んな人とお話するのが好きで「CD欲しい」とか「また見に行きたいからTwitter教えて」とか「ルイさん好き」とか本当に色々話したりするんだけど、それ以前に怖いことがあったりして

「ライブでミスしたらどうしよう」とか「誰も見てくれなかったらどうしよう」とか色んなことが頭をグルグル駆け回って凄く怖くなる。

1回のミスが命取りだし、それは連鎖に繋がるからどうしても阻止しようとか考えると怖くなって手とか足がガクガクしてくる。

 

だから、ライブの出番の前は必ずボケーっとしてる。精神統一でもあるし、意識や考えを全部取り替えるって感じ。壁のシミを数えてみたりドアをジーッと見たり

で、そうしてくると段々気持ちがスーって落ち着いてきて頭の中にその日の自分達のライブの映像が流れてくる。

 

あ、今日はこんな感じかもっていうのをなんとなく把握する。

その後に軽くベースのウォーミングアップをしたり体のストレッチをちょっとやったりして、ちゃんと意識とかが入れ替わったら後はステージに上がってベース鳴らしてライブをする。

 

すぐ全工程が終わる事もあるし、めちゃくちゃ時間が掛かることもある。

ライブハウスに着いた瞬間に「あ、もう大丈夫だな」って時もあるし、ステージ上がった瞬間に意識が戻ってきて「あ、ダメだこりゃ」ってなる時もある。

 

だから、所謂良くない方向に自分が向いてしまった瞬間はなるべくずっとステージに居るようにしてる。

客席をひたすら睨みつけたり祈ったりしたり独り言を言ったりして

そうすると段々入れ替わっていく。

 

まぁ、全くもってダメだって時も本当にあるんだけどね。そんときはもう「入れ替わったフリ」をして自分に自信を持つ。そうすると手足の震えは気がついたら止まってるし、気がついたら意識も入れ替わってたりする。

 

やっぱりさ、ステージの時だけは無様に見えても良いから全力以上のものを出しておきたいんですよ。

その為にはやっぱ意識を入れ替えるってのは結構大事だと思うので、良く緊張する人は試してみてね。

 

他にもこんな風に自分の気持ちを落ち着かせたりしてるよってのがあったらぜひ教えてね!

参考にしてパク…いや、なんでもない

気にすんな

こまけぇことはいいんだよ

今日は久しぶりにちゃんとした休日だった。

なんの予定もなくひたすらモンスターバードを弾いていた。

何となくだが、鳴らし方が分かった気がする。

なんだ?おめぇツンデレか?俺はツンデレ好きだぞ。

 

何となくライリィライリーの音源を聴いている。

本当に、本当にただ何となく。

ライブが近いからだとかそんなんではなく「あ、聴きてぇな」と思ったからだ。

 

何故だろう。込み上げるものがある。

客観的に「ああ、良いバンドだな」と思った時に俺はきっと、あの日の俺を追い越したんだなと思った。

多くは語らない。

けど、それでも充分に救われた。

 

俺は死ぬまでコイツらとやりてぇなと思った。

なにか間違ってくたびれて泣いた事も

魔法のような日々から抜け出してしまって気分はどうだと俺に問い掛けられたことも

そっと窓際をみて、好きだった女の子の街を思い出したり。

そして思う「嗚呼、意味なんかねぇんだな。」

その夜や日々を超えて今があるなら俺は良いじゃねぇか。

 

おい。鶴見。

おめぇもっとやれんだろ?

 

当たりめぇじゃ。

誰に口聞いてるんだ。

俺が俺をやっと認められたのなら、俺はその先へ行かなくちゃいけねぇだろう。

阿呆か俺は。

 

なら何をするんだ貴様は

 

決まってるだろ

「ライリィライリー始めます。」

君はまだブルース工房を知らない

俺の友達に吉原謙介という男がいる。

ぶっちゃけイケメンの部類に入るが結構変人な男だ

去年そいつの住む高崎を通ることがあったので2人で飯を食ってる時に

「鶴見さんにサンダバードベースあげるよ。改造とか色々してパワーアップさせてね。」

俺がベースでずっと欲しかったベースだったのでテンションが上がってやばかったのを覚えてる

 

そしてつい先日、吉原とベースの最終チェックとか色々してもらいました

通称「モンスターバード」

 

今日はスタジオで友達とセッションをしてそのモンスターバードのポテンシャルにただ舌を巻いた次第。

色々と繋がってあのポテンシャルになったのかも知れんが、さすがモンスターバード。

今日はそのモンスターバードの話をしたい

 

まず、ノイズが乗っからない。驚く程に

吉原(以下ブルース)の家で旧ベースをアンプで弾いたりしたがそん時ボソッと「これ…クソだな…」と思わず言ってしまい、ブルースが般若みたいな顔したのはよく覚えてる。

いや、だって酷かったんだもん…

どれくらい酷かったのかというと

まずノイズがうるさかった。多分俺が弾いてきた中でそれこそいちばん酷かった印象だ。

それがなかった。「え?こんなにクリアな感じだったか?」と割と本気で驚いた。

だからこそ、繊細なタッチを要求されてもすぐ対応できるだろうし、バンド内での抜けはとても良かった。まあ、アンプをハイをちょっと足したりとか試行錯誤したというのもあるか。

マルチエフェクターを噛ましたりもしたが、基本がクリアだから歪みのノイズ等が乗る事も全くない。

ブルース曰く「コンデンサーや配線系を全て取っかえた」らしい。

配線って大事なんだな。こんなに変わるとは思わなかった。

と思ったらマルチエフェクターにノイズリダクション入れてたの忘れてた…

さ、オフにすっか…

まあ、確かにノイズは多少はあるがそれでもここまであのノイズを無くしてるのはすごい。

実際、ノイズに関して言えば俺のメインで使ってるカスタムショップと同じくらいだと思う。

そこまで気にもならないし、ミックスとかそういう時に多分なんとかなるレベル。

ブルース良くやった。

 

次にエフェクターの載りが驚く程に良い。

いや、ビックリした。もしかしたらカスタムショップのジャズベよりエフェクターの載りいいんじゃねぇかと思う程だった。

基本的に俺はB3nではノイズリダクション→コンプ→サンズ→コーラス→歪み

という感じでセッティングをしている。

試しにそのセッティングの状態でアンプで音を出す

「え?!?!めっちゃ良くない!?!?」

これしか言えなかった。サンズとの相性もいいんだろうが、これは凄い。ずっと出したかった音だ。

楽器に関してはよく分からんが、エフェクターの載りが良いのは充分凄いし、ここに関しては俺が弾いてきた中でそれこそ本当に一番いい。

ぶっちゃけメインで使っても良い。

で、そっからアンプやサンズ等も弄る。

何となくここら辺かなーと

で、音を出す。

俺、これメインで使うわ。いや、マジで

 

フォルム、見た目が良い。

これ重要だと思うんだ。

ぶっちゃけさ、サンダバードのピックガードあるじゃん?

あれダサいと思うんだよ。俺は

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これが原型。

いや、これでもいいと思うよ。

けど俺はピンと来なかった。

なんかだせぇなーっていう。

ブルースとそこについて話し合って「じやあもうピックガード外しちまうか!」となって完成したのがこちら

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良くない?

ねえ?!

良くない!!!???

俺はこの感じ好きなんだよ!

悪い音出すよーって感じの調子乗った厨二病デザインよりかはここまで潔い方が好きだ!

ちなみにブルース曰く「オイルフィニッシュしといたよ。」との事。

ノーマネーでフィニッシュでは無いらしい。

マネーの虎を知らねぇやつは帰れ。

これはマネーの虎の話しだ。

ちなみにブルース曰く「一般的なのはオイルフィニッシュとかしないんだよ。」

らしい。

つまりグレードや潜在能力を極限まで高めたということらしい。

そりゃああのエフェクターの載りだわ。納得した。

おれも今度から料理する時はオリーブオイル使うようにするわ。

 

ただ、欠点がいくつかある。

 

見た目の割に素の音がオシャレ。

というか少し細いか?という感じ。けど元気ではある。

パッシブでここまで元気なら問題ねぇか。

 

低い位置じゃないとダサい。

サンダバードの宿命かも知れんが、高い位置にあるサンダーバードはどうもダサく見える。

ヘッド落ちを考えるとそうなるだろうが、改良出来る余地あるべな。

というのが正直な所。

やっぱ、高い位置で弾くのが合うのはジャズベとかプレベとかだと思うんだ。

 

そして、圧倒的に弾きにくい

座って弾けばわかるがまぁ、弾きにくい。

なんだったら立って弾いた時の方が弾きやすい。不思議。

これはもうサンダバードの宿命其の二だろうな。

実際弦とボディとの差がとんでもなく広い。

低い弦高で弾いてきたツケがここで帰ってきたかというね。

ただ、これでも弦高低くしたりピックアップの位置も調整してもらった。

それでも多少の弾きにくさがあるのはサンダバードというのがそういうものである。という事なんだろう。

 

サンダバードベースは評価が著しく低い印象だ。

それは何故かと思った時に

「弾き手がそもそもちゃんとした弾き方をマスターしていないからだな。」とモンスターバードを弾いて思った。

ぶっちゃけモンスターバードでちゃんとした音を鳴らせたらもう何処に出しても恥ずかしくないんじゃねぇかと思ってる。

 

総評としては100点中89点。それでも限りなく90点台後半に近い89点。

これからの期待を込めてという感じ

プロトタイプでここまでやれるのはすげぇし、やべぇ。

後は俺が精進するだけだ

 

そして、モンスターバードの作成者であるブルースは工房らしきものをやっている。

(俺は勝手にブルース工房と言ってる)

が、リペアの技術が素晴らしい

あいつは3000くらいで買ったハードオフのジャンク品を完全に生き返らしちまってんだ。

あれは驚いた。あれなら10万出して買ってもいいレベルに仕上がってる。

もしかしたら現行品時代より良くなってるのかもしれん。

それくらいの技術がある男だ。

リペアの技術にも精通している。

群馬県民諸君よ。

楽器の調子が悪かったらブルース工房に行け。

少なくとも力にはなる筈だ。

俺は大変嬉しいプレゼントを貰ったのだからな

胸から波動砲出したい

ここ2、3日歌の練習をしていて。なんでかって言うと単純に歌上手くなりてぇなと思ったからなんだけど

 

俺の中で「こいつは良いボーカルだ」と思うやつとLINEでやり取りしてる時に(というか、大晦日に連絡して本当に申し訳なかった。ごめんね)

 

「とりあえず胸から波動砲出してみようか。そうすると大分変わる。後、ロングトーンね。」

言われてそりゃあもう頭は「????」ですよね。

 

まぁ、ロングトーンは分かるんだ。

要は一つ一つの音程を確実に歌ってるという認識としての練習であるし実際GACKTはその昔ロングトーンの必要性を熱く語っていた気もする。

そいつとGACKTが共通して言っていた事が

チューナーで自分の出してる音を確認して、そこから確実に1つの音程を合わせる。

1つの音程がチューナーで合ったら次の音程へ、またチューナーで確認して、確実に合ったら次の音程へ

というもの。

いやいや、果てしなく途方もねぇ作業じゃねぇかと思ったけどとりあえずスマホに入れてあるメトロノーム兼チューナー兼録音機材というこの世の便利の詰め合わせ最上級セットみたいなものを使って練習。

これがめちゃくちゃ難しい。

声だけで歌っているとブレッブレになるし、昔やっていた歌い方とミックスさせるとめちゃくちゃお腹痛くなる。

実際、途中で何回か我慢できずにトイレ行ったしウンコは半端なく出る。便秘問題も何故か解消された。ロングトーンすげぇ。

いや、こりゃ歌の練習になるわ。

最適っていうのはまさにこういうことなんだろうな

 

で、胸から波動砲なんだけども俺もまだ出してるという感じはまだしないが試しにひたすら胸から波動砲を出すイメージをしながら前からやっている歌い方にこれまたミックスさせてみた

 

ああ、大分伸び方が違うなと思いましたよ。

安定感が前より増したなぁと

 

なんというか、イメージとしては空気圧が波動砲なわけだ。

そりゃあヤマトみたいに本当に波動砲出す訳では無いからね。

で、その空気圧波動砲を腹に装填しそこから胸にある波動砲発射口に向けて出し続けるって言う感じ。

文章には表しずらいし、俺の文才の無さが遺憾無く発揮されてしまっているとは思うんだ俺自身

 

ただ、胸から波動砲の感覚を確実に身につけるには恐らくロングトーンで音程というか歌を確実に正確に出す練習をしていくうちに確実に掴めると思う。

 

後は練習する時にいつも歌う時に出してしまう癖というのを完全に排除した方が音程はもっとはっきりするんだろうとも思う。

幼稚園の子供みたいに本当になんのクセも表情もないあの感じも大事だろうなと思う。

そこでまた音程が丸裸にされるしね。

 

いやー音楽は果てしねぇな。

人間の賞味期限

はなんだろうかと

 

歳を取ってしまい、思考が塗り固まってしまう事なのだろうか

心は若いまま、体だけが心に追いついてないことなのだろうか

どうだろう。

 

一般的な人間の賞味期限は30になってからだと誰かから聞いた覚えがある。

腐食がそこから始まり、次第に朽ちていくのが早くなる。

30を境に時間が早く感じると、皆が口を揃えていう。

30になってから時間があっという間だと。

 

いや!嘘じゃねぇか!

 

30歳歴1ヶ月だけどさ、いつもと同じだよ。

季節や何かの変わり目には街や景色や人や匂いが変わる。

その瞬間の匂いや儚さや進む力を俺はまだ感じている。

 

誰かと深い話をしてジーンとしながら帰る夜道や電車から見える風景が何故か「ここまで来い。這い上がってでも」と俺には言われている気がする。

 

その気持ちは確かに1度失ってしまったのかも知れない。

奪われたのかもしれない。

 

けど、そこにそっと戻したものが有るとするならば

戻してくれたものがあるとするならば

 

俺はね、音楽だと思うんですよ。

俺はね、周りの友達や家族だと思うんですよ。

俺はね、絶えずいつまでもそばに居てくれたものだと思うんですよ。

結局ね、大事にしようと、大事だと、離したくねぇよと心の中で思ってたものでしたよ。

 

良くね、言われます。

「しつこいよ!分かったよ!めんどくせーな!もー!」って

俺はめんどくさい男なのですよ。

「いい加減いいじゃん!諦めろよ!」

そう言われて

「やっぱそーだよね。分かった。諦めるわ」

なんて死んでも出来ないと思います。

「分かっちゃあいたんだけどやっぱ無理だったか…痛てぇよ…めちゃくちゃ痛てぇよ」

って自分で大ダメージ受けないと分からないんです。

分かることが出来ないんです。

 

音楽は、友達は、家族は、恋人は、僕の大事なものは

やはりどうあっても切り捨てられないのです。

誰かに奪われようとされるのなら骨折してでも取り戻しに行く。

 

俺の中でずっと思ってた

「この歳で無理だったら音楽はやめよう」

その年齢になってしまいました。

そこで「完全な限界、完全な見限り、完全な停止、完全な死」が待っていると思ってたから。

 

けどさ、ごめん。それすらも

「しつこいよ!分かったよ!めんどくせーな!もー!」

と言ってくるのですよ。

 

「社会的には死んでる」のかも知れない

けど、

「人間的にはまだ生きてる」のならば

そりゃあ生きていてぇよ。

徐々に、徐々に、全ての選択の道は減っている。確かに、でも確実に

ラクラして動けんわってなる事が腐る程ある。

もういいんじゃねぇかなって。

 

けど、その度に奥に閉まってたものが僕を奮い立たせるのです。

そして思うんですよ。

「まだやれるんじゃあねぇか。かすり傷だろこんなん」

進め。進めと。愚か者よ進めと。

誰かが言うのですよ。

なんだようっせぇなって思いながら、前を見た時にそいつがいるんですわ。

こんちくしょうめ。

余裕かましてんじゃねえよおい。と

そいつの顔がやたらムカつくから殴りたいのです。

殴りに行きたいのですよ。

だから殴りにいくんだ。

 

「おめー良くも笑ってたな!そもそも俺が俺を笑ったところでなんもねぇじゃねぇか馬鹿野郎かおめー!」

 

進め。愚か者。

俺の道も蛇だ。泣く暇もない。が、その気持ちも何もかも嘘じゃねぇだろ。

 

嗚呼、そういやそうだな。

 

ただ、敢えて言うなら

 

それはまた別のお話でしょう。

ベースの弾き方の話

ココ最近、縦振動ピッキングというのをギターの動画で見て衝撃を受けてしまいひたすら練習をしている。

 

すっごいざっくり言うと縦に弦を鳴らすと倍音もなく素直な音が出るから縦に鳴らそう。みたいな

で、これってすっごい難しいのです。

 

普通に弾くと横の振動になるんですよ実は。

ベースを指で弾けばわかるんだけど、普通のピッキングでやると弦がグルグルーって円を描くような感じで回るように振動してると思うんですよ。

これが横振動。

 

これでも別にいいんだけど、もっとパキパキパキスタンにするにはその円振動を排除して、縦に振動するようにしなきゃいけない

これが要は縦振動なんですな。

 

 

じゃあ縦に振動するにはどうすればいいのか?という話なんだけど、これが本当に途方もなくムズい。

一般的な弾き方だとどうしても横振動になるんだから。

例えば1弦の開放を弾くとして、弾き終わったあとに指が隣の2弦にステイしてたらその時点でもう横に振動させてるということになる。

じゃあこれをどういう風にすればいいのか。

単純な話、垂直に落下させりゃ良い。

乱暴な言い方をすれば叩きつけりゃいい。

 

で、これをいとも簡単にやってる人が

前田ジミー久史 大先生

ジラウドの福田郁次郎さん

吉田一郎さん

そしてhttps://youtu.be/f3gRR0eGAks

この人。

特に1:30過ぎた辺りからのピッキングを見るとわかりやすいかもしれない

 

いや、これやってるわって人がいるならそれでいいと思う。

ただそれが果たして何処まで本当にやれてるのかっていう話になるけど

多分これ相当の修練積まなきゃ出来ねぇもの。

スルーっとこの河本さんやってるけどさ。

 

もうね。ビックリしたわ。試しにこの人のフォームとか真似したりするけどアクセント入れる時に大振りにする癖がついちまってるからまずそこを直すところから始めてる所です。

昔誰かが言ってた。

「良いドラマーはどんな音量でもスティックの振りは変わらないんだよ」って

これってピッキングにそのまま置き換えれるんじゃねえかな。

それを体現したのがさっきの動画だと思う。

アクセントの入れ方とかバケモンやん…

 

とりあえず、まずはBPMかなり落として60とかそこら辺の16分のゴーストをひたすらクリックと相殺したりっていう練習してる。

しかも指と弦のヒットする瞬間はできるだけ最短で。

で、これをやってる時に思い出した

http://mitsurutatsuyoshi.hatenablog.com/entry/2017/02/24/%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%BC%BE%E3%81%8D%E6%96%B9%E3%81%AE%E8%80%83%E5%AF%9F%E3%80%81%E5%8F%8A%E3%81%B3%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86

これや!

このやり方混ぜればもっと凄くなる!

試しに織り交ぜるとまだ未完成だが「あ、こりゃやべぇわ」ってなってます。

奥深いよねーベースって。

だから辞められませんわ

 

ていう事でこの記事と、以前投稿した記事を合わせて縦振動ピッキングとはというのを考えてるところです

 

未熟者かつ、色々試行錯誤段階ですが「いや、実はこうだから!」って言うのでしたら是非教えてね!

さあ!皆!良いお年を!

僕はこれからサポートバンドのライブじゃー!

ZOOMの科学力はナチス・ドイツより凄いかもしれん

先日、サンタさん(俺)が迷える子羊(俺)に機材を買ってあげたそうです。

それがこちらf:id:mitsurutatsuyoshi:20181225121415j:image

ZOOMB3n

いや、こいつやべぇわ。多分誰も勝てない

セル編の時の孫悟飯が「ブフォwwwパパロットwww手加減しちゃwwwいかんざきwwwその弱さをwww俺がぶち壊すwww」

とかいいながらセルを跡形もなく消し飛ばして「お、おお…まじか…」ってドン引く位もう空気呼んでない。

そんくらい強い

なんでかって?

それをこれから話すからちょっと待って

 

 

①再現度、音質がやべぇ

B3の時はちょっと違和感のあるものが多かった気がする。

例えばプリアンプ系。1番わかりやすく微妙だったのはこれだと思う。微妙過ぎて使いどころが本気でわからなかったレベル

インターフェースやラインで繋いでも使わねぇなって思ったくらいには微妙だった

 

ただ、今回のはそういうのがないように思う。

MXRはあのクールな感じが出て来てるし、サンズに至っては普通にこれ使おうって思ったレベル

そして何よりあのdarkglassが入ってるんですよ!?

あの!

darkglassですよ!?

1台買うのに7万近くは絶対必要なアレですよ?!

しかもこれも聴いた感じの微妙感がない。

他にもEBSのコンプにブードゥーベースetc.....

どれも再現度と音質がやべぇ。

それが20.000ちょいですよ。凄くないすか

ZOOMはアレか?慈善事業でも始める気か?

 

② 使い勝手がやべぇ

実際これが一番やべぇ。良すぎる

B3の時に使えたエフェクターとかって限界が3つだったんだけどそれが7つに増えてる。つまり、2.3倍

ただこれに問題があるならば、ぶっちゃけ俺はそこまで使わないって言う事だけ。

もし、7つ使う人がいるならスイッチとは別にペダルがあるんだけど、それでスクロールしたりすれば踏みたいものがすぐ踏めるよ。

しかも、ONにしたものはONにしたままスクロール出来るし、音色もちゃんと変えられる。

後パッチが凄く出しやすくなった。

B3の時はスイッチをある程度押さなきゃダメで、それがぶっちゃけ嫌だったんだけど

B3nはそれがない。ペダルを踏むとエフェクター画面からパッチ選択画面に切り替わる。で、3つ表示が出るからそれをスイッチで踏むって言う感じ。これがもう素晴らしい。何が良いってめっちゃ凝って作ったパッチがすぐ呼び出せる。

今迄は歪みとコーラスとコンプのパッチを1個だけ作ってそれだけでなんとかしてたんだけど、ある程度の種類のパッチを作っておけばすぐ使える

本当の意味で柔軟に対応できるようになった。

いや、前の時も凄く柔軟だったけどさ

それ以上に柔軟性増しすぎだよ。

新体操選手みたい

 

 

③ 音の種類がやべぇ

 

B3の音の種類って100以上あって、どれにしようかすごく迷ったんだよね。

実際に歪みや空間系の他にも色々あるし、考える時間があって楽しかった。

けど、その分やっぱ手間はかかるし設定を変える時もそれは言わずもがな

で、肝心のB3nですが

音の種類は70弱。

減ったし、寧ろ良く減らしたなって思った。

ただ、これが悪い方に転ぶかと言ったらそうでも無い

要は音の種類が減った事によって設定を考える時間も減った。

新しく導入したものもあれば、B3nには入ってない。所謂二軍落ちのヤツらもいる。

二軍落ちした中に好きだった音もあったけど、もしかしたら一軍に昇格する可能性もあるし、新しくまた何か導入される可能性もある。

それの入手方法や諸々はZOOMのオフィシャルサイトを確認すれば分かるけど、オフィシャルサイトから新しいパッチやエフェクター、アンシュミがアップデート出来る。

ただ、問題があるなら俺にはこのやり方がわからなかった…

マジでどうすりゃアップデート出来んの…

 

あ、これが結構すげぇなって思ったんだけど

従来のアンシュミってヘッドのアンプばかりだったと思うんだよ。アンペグのSVTだったりさ

こいつ(B3n)はヘッドのアンシュミは勿論のことなんと

キャビネット(スピーカー?)のアンシュミがある。

これ実は結構すげぇんじゃねぇか?

特に宅録をする人だったらキャビネットのアンシュミとヘッドのアンシュミの組み合わせで音の「本物感」みたいな物がまして来ると思う。

 

音作りの練習でもこれは結構使えるんじゃないか?

例えば、ライブハウスに置いてあるベースアンプをちょっと調べてみて、B3nに導入されてるメーカーだったらそれを元にしてどういう風に音を作れば良いのかとか勉強にもなるんじゃねぇかな。

俺もまだちゃんと使いこなせてる訳では無いから分からないけど、この考えが間違いじゃなかったらライブのリハの時間短縮にも繋がるし、自分がどういう音が好きなのかって言うのがだんだん分かってくるはず。

 

 

とりあえず簡単に3つのやべぇという所を纏めてみました。

この他にもチューナーの感度がより精密になった

リズムパターンやループ機能の時間が増えた

etc.....

上げるとキリがない

 

正直これ以上強くなるともう誰も勝てないと思うからちょっとは手加減した方がいいよZOOMさん。

 

これからマルチエフェクターや機材に悩んでるあなた

是非一度楽器屋でZOOMのB3nを試奏してみてくれ。

多分気がついたら店員さんから「ありがとうございましたー!」って言われて

あなたの手にはZOOMB3nの入った袋がある筈だから